今週は、新生カリフォルニアワイン協会の新年会に参加してきました。こういう懇親会的な集まりは、僕が知る限りでは初めてだと思います。インポーターさんたちが持ち寄ったワインが並んでおり、試飲会ではなく、くつろぎながら飲めるのもよかったです。

持ち寄られたワインの中にターリー(Turley)が1本ありました。ずいぶんターリーは飲んでいなかったし、最近はスタイルが変わったと聞いていたので興味津々で試飲。このワインに目をつけていた人は多かったようで、早々に空になってしまったようでした。

久々のターリーは……美味しかったです。

昔は、とにかく濃くてガツンとくる味わいで、「名古屋の味噌煮込みうどんに合う」なんて言っていた人もいましたが、やっぱりそれとはだいぶ違いました。第一印象は華やかで明るいワイン。そして後味がさわやかできれい。重さは感じませんでした。エネルギーが外に出てくるような陽性な印象は昔のターリーに通じるような気がしました。それをうまく今風にまとめていると思います。

畑は多分フレデリックだったと思います。この畑も初めて知りました。


そのほかでは、布袋ワインズさんお得意のオールド・ヴィンテージ発掘物「トロワ・ヴォワイエル」は、おいしくてコスパも抜群です。


ホワイトホール・レーンの「トレ・レオーニ」は、インポーターのアイコニックワインさんによるとすごく売れているそうですが、この価格でこの味わいなら売れるだろうなと思います。ホワイトホール・レーンの中ではラベルも異色。


試飲会と違って、これくらいゆっくり飲めるとやっぱり味もよく確かめられるし、いいですね。