ソノマのロシアン・リバー・ヴァレーにあるメリー・エドワーズがシャンパーニュハウスのルイ・ロデレールに売却されました。
メリー・エドワーズさん
メリー・エドワーズは1997年の設立。ロシアン・リバー・ヴァレーの6つの畑からの単一畑のピノ・ノワールやカリフォルニアトップクラスのソーヴィニヨン・ブランなどで人気を得ています。

創設者のメリー・エドワーズさんはUCバークレーで栄養学を学んだ後、ワインに興味を持ち、UCデービスで修士を得ました。女性のワインメーカー自体、ほとんどいなかった時代です。

卒業後はマウント・エデンに職を得て、その後、マタンザスクリークの立ち上げから携わり、メルローで人気を得ました。

メリー・エドワーズでは設立以来家族経営を続けていましたが、昨年新たにワインメーカーを雇い、自身は一線から退いた形になっていました。

今回はフィロソフィーが共通するとのことで、売却に至ったようです。

ルイ・ロデレールは1982年にメンドシーノにロデレール・エステートを設立してカリフォルニアに進出。その後、シャーフェンバーガー・セラーズ、ドメーヌ・アンダーソンの2つのワイナリーをカリフォルニアで買収しています。

メリー・エドワーズ夫妻は今年についてはワイナリーに残りますが、その後は離れることになりそうです。