サンタ・クルーズ・マウンテンズで、ピュアな味わいのシャルドネとピノ・ノワールを作り、非常に高い評価とリーズナブルな価格で人気を博したのがヴァーナー(ワインによってはニーリーという名前を使っています)。

もともとはたけのもち主がニーリー(Neely)で、実際に畑を管理してワインを作っていたのが双子のヴァーナー(Varner)兄弟だったのですが、ニーリー家から契約を打ち切られてしまい、2014ヴィンテージを最後にここのワインを作れなくなってしまいました(サンタ・バーバラの畑などでワイン作りは継続しています)。

その衝撃のニュースから2年。ついに日本の輸入元の在庫が最終段階になってしまったそうです。

ワイン・アドヴォケイトやヴィナスでの評価は95点前後とどれも高く、それでいて価格は1万円を大きく下回る、今後はそんなワインはなかなか出てこないだろうと思います。また、その味わいは冷涼感のあるピュアな果実味が素晴らしいもの。いろいろな意味で貴重なワインです。