布袋ワインズの試飲会から、美味しかったワイン、気になったワインなどを紹介します。


まずは新しく扱いが始まったパイパー・ソノマのスパークリング。元々シャンパーニュのパイパー・エドシックが始めたワイナリーですが、今は独立しています。右のブリュットはきめ細かい泡が心地よい上質のスパークリング。左のブリュット・ロゼはピノ・ノワールが約4割入っていて、赤系果実の深みがあります。ブリュットもロゼも4000円であり、個人的にはロゼに魅力を感じます。

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クラインのヴィオニエ(2200円)。ヴィオニエらしさがきちんとでていてコスパいいと思います。

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ファーディナンド(Ferdinand)はコングスガードのジェネラル・マネージャーによるワイナリー。これはそこのアルバリーニョ(3900円)。シエラフットヒルズのブドウを使っているそうです。柔らかい酸と深い果実味があり、魅力的なワイン。

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カリン・セラーズのセミヨン2001(6200円)。2001年はカリン・セラーズとしては比較的若いヴィンテージ。ここのワインはボトル差があるのと、さすがに古いので酸化のニュアンスが出てしまっているときがあるのは難しいところですが、これは比較的若いせいかクリーンな味わいを保っています。熟成によるうまみもしっかりあります。ここのワイナリーの味わいにはセミヨンが合うような気がします。

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ボドキンはソーヴィニヨン・ブラン専門のワイナリーです。これは香りよく、繊細な味わいのソーヴィニヨン・ブラン。3400円という価格以上の高級感があります。

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ベンチのシャルドネ2017(3500円)。この価格帯としては貴重な冷涼感のあるシャルドネです。非常にバランスのいい味わい。

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ペタルマ・ギャップにあるケラーのシャルドネ2013(5700円)。リッチな味わいですが、冷涼感もあるレベルの高いシャルドネです。

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マクレイという、今は廃業してしまったワイナリーのバチガルピ・ヴィンヤード・シャルドネ2006(4400円)。バチガルピはソノマの畑で、パリスの審判で白ワイン1位となったシャトー・モンテリーナのシャルドネが実はこの畑のブドウで作られていました。熟成感たっぷりで、ナッツの風味などが素晴らしいワインですが、これが4400円というのはかなりお買い得です。

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ナパのワイナリー、フープラのロゼ(3400円)。カベルネ主体でこくがありしっかりした味のロゼです。


ベンチのピノ・ノワール2017(3500円)。エレガントでミネラル感があり、うまみもしっかりあります。かなりお買い得なワイン。写真撮っていませんが、カベルネ・ソーヴィニヨンもバランスよく美味しいです。

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激戦区4000円台のカベルネ・ソーヴィニヨン3種。スカラー&メイソン(4300円)は複雑さがあるカベルネ・ソーヴィニヨン。イーノ(4300円)は果実味がふくよかなワイン。ブラックスミス(4500円)は酸がしっかりしておりストラクチャーのあるワイン。どれもレベル高いですが、個人的にはブラックスミスが一番好きです。

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3000円台のコスパよい古木のジンファンデル2つ。クラインのエンシェント・ヴァインズ2016はワイン・スペクテーターの年間トップ100にも選ばれているワイン(3000円)。果実味がしっかりしています。左のスリーはクライン創業者の弟が始めたワイナリー。ジンファンデル・オールド・ヴァインズ2016(3300円)は濃厚な味わい。非常にコスパがgワイン。どちらも価格以上にいいワインですが、スリーに1票入れておきます。

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