新生カリフォルニアワイン協会の、バイザグラス・キャンペーンに先駆けた試飲会に参加しました。バイザグラス向けということで、比較的価格は低めのものが多かったように思います。かなりの数が出ていたのと時間の成約もあり、ある程度気になったところだけを試飲するような形になりました。中でもコストパフォーマンスのいいワインを中心に紹介します。


エフセラーズが輸入するモンターニュ・リュシュ(Montagne Russe)はかなりの注目株です。ナパのガレージで2006年に始まったワイナリーですが、2015年のピノ・ノワールではワイン・アドヴォケイトで最高95点という高評価を得ています。ピノ・ノワールもシャルドネもレベル高いですが、ピノ・ノワールのAVAものは4500円とリーズナブルな価格。ドラゴンズ・パックのピノ・ノワールは6980円ですが、こちらも価格以上の味わい。


マッシュフーズが輸入するシルク・オーク(Silk Oak)。カベルネ・ソーヴィニヨンの2800円はかなりのコストパフォーマンスです。


同じくマッシュフーズが輸入するソノマのワイナリー、フラナガン(Flanagan)。ピノ・ノワールの10500円は安くはないですが、かなりの高品質。ここも注目のワイナリーです。


メルシャンが輸入するロバート・モンダヴィのマエストロ。ロバート・モンダヴィの創設50周年を記念して作られたワイン。カベルネ・フランが約20%と比較的比率が高く、柔らかくシルキーな飲み心地。価格以上の高級感があります。


明治屋が輸入するウェンテは、「ウェンテ・クローン」で知られるように、高品質シャルドネの老舗的存在です。非常にコストパフォーマンスも高いです。写真のリザーブ(3600円)以外に「モーニング・フォグ」の2300円も価格以上のいい出来でした。





ナパ・ワイン・トラストが輸入するマリリン・モンロー・ワインのロゼ。3500円。ラベルも可愛らしく女性に人気が出そうなワインです。味わいもやわらかく飲みやすいです。


ilovecalwineが輸入するポール・ラトーの入門的存在のワイン「マティネ」。シャルドネもピノ・ノワールもレベル高いです。さすがのでき。


こちらもilovecalwine輸入。ロスト・アンド・ファウンドのオールド・ヴァインズはカリニャン、サンソー、ムールヴェードルのブレンドというカリフォルニアでは珍しいブレンド。美味しくコスパもいいです。


徳岡が輸入するイレヴンス・アワー・セラーズ・ピノ・ノワール。ノンヴィンテージという珍しいワインですが1700円は安いです。味わいもしっかりしています。




オルカ・インターナショナルが輸入する「オッド・ロット」というプティ・ヴェルドとプティ・シラーのブレンド。この組み合わせにしてはマイルドな味わいでコスパ抜群です。ラベルもかわいくラベル買いしたくなるワイン。



Wine Peopleが輸入するスターム(Stirm)というワイナリーのリースリング(5500円)。畑はサンタ・バーバラにあります。かなりドライなリースリングでエレガント。美味しいです。


同じくWine Peopleが輸入するギブス(Gibbs)のレッド・ブレンド(5900円)。これも5000円台とは思えないクオリティ。メルローとカベルネ・フランが主体で柔らかく飲みやすいです。