缶入りワインの急成長が続いています。2018年の米国における缶入りワインの売上は6900万ドルで2017年からなんと69%も上昇しました(Canned Wine Comes of Age | Wine Spectator)。2012年にはわずか200万ドルの市場だったことを考えたらすごい伸びです。

それに伴い、缶入りワインを作るワイナリーも増えています。「バター・シャルドネ」などで人気のジャム・セラーズ(JaM Cellars)もその一つ。バター・シャルドネと「キャンディ・ロゼ」を缶で提供しています。


缶入りワインで有名な「Underwood」の場合、55%が既に缶になっているとのこと。2018年は24万4000ケース(のボトル)に相当する缶を作っていましたが、今年は倍増する予定だとか。

缶の成長に伴い、飲まれるシーンも広がっています。これまでは春から夏のアウトドアで飲まれるのがほとんどでしたが、都会の若者が日常的に飲んでいるなども増えています。