南カリフォルニアのワイン栽培地域であるTemecula Valleyで,酔っ払った観光客の多さが問題になっているそうです。1日に訪問するワイナリの数を制限するようにお願いするところまでいっています。
"In an effort to curb drunkenness, the Temecula Valley Wine Association in southern California is asking people not to visit too many wineries."

American wineries call for curb on drunken visitors - decanter.com - the route to all good wine
バスやリムジンで来た観光客は飲酒運転のことを考えなくていいので,際限なく飲んでしまいがち,というのがその原因。大声で騒ぐことで,他の客に不快感を与えるということもあるようです。

一方,バスやリムジンの運転手としては,設備を壊すなどの問題がなければ,少々にぎやかになったところでそれを止めるのは難しいというのが現実。結局ワイナリに行くというのはそういう楽しみでもあるからです。

ところで,ワイナリ観光のメッカであるナパでは意外にもそういった問題はあまり表面化していないとのこと。多くのワイナリが試飲を有料にしているのがその理由ではないかと,V.SattuiのオーナーDaryl Sattuiは言っています。ただ,おおっぴらには言えないもののリムジンを嫌がっているワイナリオーナーは少なからずいるようです。

みなさんもワイナリ観光行くときは酔っ払いすぎないように気を付けて。米国は日本ほど酔っ払いに寛容ではありませんので。