PG&Eによる大規模計画停電でワイナリービジネスにも大きな影響が出ています(What mass power outages mean for California wineries - Decanter)。

収穫の真っ只中の状況で、ブドウのプレスやタンクに入れるためのポンプ、パンチダウン、タンクの温度管理など、現在の醸造に電気は欠かせないものになっています。

今回の計画停電は突然起こったわけではなく、7月頃からアナウンスされていたため、発電機を用意しているワイナリーが多かったようです。ただ、ソノマのあるカスタム・クラッシュではそのレンタルだけで月に100万円以上かかるとのことで、かなりの出費になりそうです。

観光客用のテイスティングルームを閉じたワイナリーも多数あります。ロバート・モンダヴィもその一つ。観光客を大事にしてきた同ワイナリーとしては苦渋の決断だったでしょう。

この週末にワイナリーに行く計画の人はまずオープンしているかを確認してからでかけましょう。