ソノマ・マガジンが2020年のソノマ・ワイン・トップ100を発表しています(Your Guide to The Best Wines and Wineries in Sonoma, 2020 | Sonoma Magazine)。

選んだのはソノマのヒールズバーグ在住のワイン評論家リンダ・マーフィ。SFクロニクルのワイン・セクションを立ち上げ、ジェームズ・ベアード賞を2回取ったベテラン。彼女が今年試飲したワインから選んでいます。

選ばれたワインからいくつか紹介しましょう。

ソーヴィニヨン・ブランで「Paradise Ridge 2019 Vineyard Selection Russian River Valley Sauvignon Blanc」が選ばれています。パライス・リッジは2017年の大火でワイナリーが焼失しましたが、こうやって頑張って復活してきているのは嬉しいニュースです。

シャルドネでラ・クレマのソノマ・コースト2018が入っています。先日ここのピノ・ノワール飲みましたが、こちらもかなりコスパ高いいいワインです。


エンジェルズ・アンド・カウボーイズのロゼはコスパで選ばれた製品。おいしいです。


ピノ・ノワールでは「Freeman Vineyard & Winery 2018 Gloria Estate Green Valley of Russian River Valley Pinot Noir」も入っています。残念ながら日本にいま入っているのはヴィンテージ違いです。

ローヌ系赤でクラインのソノマ・コースト・シラー2018が入っています。20ドルで非常にコスパがいいとされていますが、なんと日本の値段はそれよりも安い税込みで2000円以下! ちょっとびっくり。


その他赤ではベッドロックのベッドロック・ヘリテージ2018が選ばれています。1800年代に植樹されたベッドロックの自社畑のワイン。フィールド・ブレンドで20種を超えるブドウが植わっていて複雑さを与えています。いつも素晴らしいワインです。