ハーラン・エステートの創設者であるビル・ハーランがワイナリーを息子のウィルに譲ると発表しました(Bill Harlan Appoints His Son, Will, as Managing Director of Harlan Estate | Wine Spectator)。

かねてから80歳になったら引退すると表明しており、次世代に譲ることにしたとビル・ハーランは伝えています。
ハーランチーム
(写真右端がウィル・ハーラン)

ウィルはこれまでプロモントリーの責任者を努めており、また自身が立ち上げたブランド「Mascot」の責任者も兼ねています。今後もそれは続けた上でハーランとボンドも見ていくことになります。

ビル・ハーランは「創設者兼会長」として職にとどまる意向。ハーランとボンドのワインメーカーだったコーリー・エンプティングは「ワイングローイング担当マネージング・ディレクター」へと昇格します。この役職は前のワインメーカーだったボブ・リーヴィが努めていたので、彼は引退ということでしょうか。

ビル・ハーランは「200年計画」として長く続くワイナリーを志向しており、今回の禅譲もその計画を進めていく一端なのでしょう。