先日「4割の生産者が来年の水不足が深刻なものになると懸念」の記事で紹介したシリコン・ヴァレー・バンクの業界レポート調査の一部が公開されています(SVB on Wine: 2021 will be the BEST YEAR EVER for a lot of Wineries!)。正式なレポートが出るのは毎年2月ごろになりますが、これはその調査に参加するワイナリーを増やすために調査中のデータを先出ししたものになります。

シリコン・ヴァレー・バンク

これは2021年がどういう年になっているかという質問に対する回答です。公開されている情報だけだとこの回答がワインビジネスとして聞いているのか、ワインの生産として聞いているのか不明ですが、ともかく3割を超えるワイナリーが「今までで一番いい」と回答しているのは、驚きでした。「いい方の年の一つ」という回答を含めると過半数。

何はともあれ、いい年という評価が多いのはいいことです。最終結果が待ち遠しい(まだだいぶ先ですが)。