アメリカンフットボールのNo.1チームを決めるスーパーボウル。今年の優勝チームであるロスアンゼルス・ラムズのオーナー、スタン・クロンキーはナパのカルト・ワイナリー「スクリーミング・イーグル」のオーナーでもあります。そして、彼がサンタ・バーバラで造るブルゴーニュ系品種のワイナリーがザ・ヒルト(The Hilt)。冷涼なサンタ・リタ・ヒルズの中でも海に近く強風が吹き荒れる過酷なところに畑を持ち、冷涼感のあるシャルドネとピノ・ノワールを造っています。今やサンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリーの一つと言ってもいいでしょう。

ヒルトのワイン、日本の価格はかなり格安感がありますが、その中でさらにウメムラがシャルドネとピノ・ノワールのセットを3月いっぱいまでセールになっています。どちらもヒルトの中ではエントリーレベルですが自社畑のブドウを100%使っており、エントリーレベルというのは品質が低いのではなく、上位レベルのものがニューワールドスタイルとオールドワールドスタイルに2分しており、その中庸であることがエントリーレベル。すなわち一番とっつきやすいワインという位置づけです。

シャルドネもピノ・ノワールもワイナリー価格が45ドル(税抜)のところが2本セットで税込み9493円。15%ほど現地価格より安い計算になります。

2018年は冷涼感のあるブドウにとっていいヴィンテージであり、Vinousではピノ・ノワールが93点、シャルドネが92点という評価になっています。