デカンター誌のコンペティションで米国ワインが躍進
デカンター誌が毎年開催する世界最大のコンペティションDecanter World Wine Awards(DWWA)の2022年の結果が発表され、米国産ワインがベストインショー1本と4本のプレミアム、9本のゴールドなど合計で314ものメダルを獲得しました。
審査が厳正なことでも知られるこのコンペティションでは41人のマスター・オブ・ワイン、13人のマスターソムリエを含む250人のエキスパートが18244本のワインを審査しました。
ベストインショーに輝いたのはナパのクロ・デュ・ヴァルのヒロンデール・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン2019でした。
プラティナムの4本も3本がナパで1本がカーネロスのソノマ側(Donum East Slope Pinot Noir 2019)でした。ナパの3本はClos du Val Estate Cabernet Franc 2019、Trefethen Cabernet Sauvignon 2019、Matt Parish Special Bottling Petit Verdot 2019です。ちなみに、トレフェセンのカベルネは2年連続ベストインショーという快挙を続けていましたが、今回は惜しくもプラティナムにとどまりました。
ちなみに日本からはプラティナムが1本(安心院 諸矢 甲州 2021)、ゴールドが4本、シルバーが16本、ブロンズが33本という結果でした。