カリフォルニアワイン協会は10月31日「グローバル・バイヤーズ・マーケットプレイス」と呼ぶ大規模な商談会を初めて開催しました。会場はナパ・ヴァレーのマリオットです。
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150を超えるワイナリーと、26カ国から80名以上のバイヤーが参加しました。日本からの参加者も7人おり、今後新しく輸入されるワイナリーが増えることが期待されます。会場はナパですが、ナパ以外にもカリフォルニアの様々な地域からのワイナリーが参加しています。
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また、ワイン・エデュケーターのイレイン・チューカン・ブラウンとケリ・A・ホワイトによるセミナーも開催され、カリフォルニアの現在のトレンドなどが解説されました。ナパでのイベントの後にはグループに分かれてカリフォルニアの各地で生産者を訪問するツアーも開催されました。
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2021年のカリフォルニアワインの輸出は約15億ドル。前年より1割以上の伸長を示しました。カリフォルニアワイン協会はこれを25億ドル以上に引き上げるという目標を持っており、今回のイベントはその一環として開催されました。

参加したインポーターの売上は合計100億ドル以上。「毎年 100 億ドル以上の売上総額を誇る、影響力のあるバイヤーや輸入業者の方々を世界の主要ワイン市場からお迎えできたことをとても嬉しく思います」と、カリフォルニアワイン協会国際部長のオナー・コンフォートは語っています。「私たちは購買者と販売者を互いに繋げるパイプラインを構築し、ワイントレードの皆様が普段味わう機会の少ないカリフォルニアワインを、より深く知っていただくための土台を提供しています」

円安など逆風も多い昨今ですが、輸入増加につながることを期待したいです。