「Welcome to Napa Valley」のサインが移転? その理由は
ナパに行った人のほとんどが写真を撮るのではないかと思われる「Welcome to Napa Valley」のサイン。実はハイウェイ29沿いの北と南に2つあるのですが、ヨントヴィルにある南側のサインを移転しようという動きが出ています。
現在のサインは、ハイウェイ29の西側にあります。サンフランシスコ方面から車でナパに来ると、ハイウェイ29の右側に停車して、ハイウェイを徒歩で横断してサインのところに行く形になります。交通量の多いハイウェイを横断するので危険が伴います。
ナパヴァレーでは、南から北まで徒歩や自転車で縦断できるような道「ヴァイン・トレイル」を整備しようという動きが進んでいます( Vine Trail Napa Valley)。現在はナパのケネディ・パークからヨントヴィルのヨントヴィル・クロス・ロードまでの約10kmの整備が終わっており、沿道には軽食が取れる場所などもあって、気軽に使えるようになっています。そこから北のプランを作成している過程で今回の移転の動きが出てきました。
候補となっているのはハイウェイ29とワシントン・ストリートとの交差点のところで、現在Caltrans(カリフォルニア交通局)がテージング エリアとして使用している三日月形の分岐点です。マーカムが所有している土地だそうです。
たぶん、このあたり
ヨントヴィルの市議会は、この案を全会一致で支持しており、今後Caltransやマーカムの同意が得られれば移転されることになりそうです。
ところで、今まで知らなかったのですが、このサインの所有者はロバート・モンダヴィ・ワイナリーだそうです。