ジラードやクロ・ペガス、コセンティーノ、ヴィアンサなど数多くのブランドを抱えるヴィンテージ・ワイン・エステート(VWE)が倒産の危機に直面していることを認めました(Vintage Wine Estates at risk of collapse - Global Drinks Intel)。

VWEは上場企業なので、四半期ごとに決算資料を公開しています。最新の報告では、3月末までの3か月(VWEの会計年度第3四半期)の売上高は30%弱減少して4,570万ドルとなり、年初からの売上高は15%減の1億8,690万ドルとなっています。

同社はテコ入れのために、クロ・ベガスなどいくつかのブランドを売却する予定ですが、まだ確定した情報はありません。

同社の経営陣は、今のままだと負債の返済が滞り、破産申請せざるを得なくなる可能性があることを認めています。

2023年のカリフォルニアおよびワシントンの豊作が、余剰在庫になっている面もあります。