ナパのマムをトリンチェロが買収

シャンパーニュハウス「マム(Mumm)」がナパに作ったマム・ナパ(現在のオーナーはペルノ・リカール)をナパのトリンチェロ・ファミリーが買収することが発表されました。買収内容にはブランドのほか、ワイナリーやカーネロスのデヴォー・ランチ(Devaux Ranch)が含まれています。買収価格は明らかになっていません。2026年春に買収完了の予定です。
マムは1970年代末にスパークリングワインを造る土地を探しにワインメーカーが渡米、1983年に最初の米国製スパークリングワインをリリースしています。当初はドメーヌ・マムという名称で、1990年からマム・ナパになっています。
トリンチェロは今後、マム・ナパのスパークリングワインを米国、カナダ、メキシコ、カリブ諸島で販売する権利を得たとのこと。
トリンチェロ・ファミリー傘下のワイナリーには、ナパのトリンチェロのほか、サター・ホーム、メナージュ・ア・トロワ、シーグラス、ジョエル・ゴット、ナパ・セラーズ、チャールズ&チャールズ、スリー・シーヴス、カリフォルニア・ルーツなどがあります。