SFクロニクル紙が同紙のワイン・テイスティング・パネルの高得点(☆たくさん)リストを発表しました先日発表したTop100とは別のものです。

星の数2.5以上のもの全部で284本が品種や地域別に選ばれています。4☆が1本,3.5☆が9本。3☆が93本,2.5☆が181本というのが内訳。栄えある唯一の4☆「Extraordinary」に選ばれたのは「2004 Dominus Napa Valley Red Wine ($113)」でした。Dominusは,クロニクルに限らずWine Advocate誌などでも高評価です。2001年以降のWine Advocateのレイティングは95,96,95,94,96。日本ではあまり見向かれなくなってしまったのがちょっと不思議ですが,一時期スランプがあったせいでしょうか(スランプ続きのOpus Oneの人気は落ちないのにね)。

3.5☆は以下の9本。
2004 Domaine Bernard Moreau Chassagne-Montrachet Champs Gain ($65)
Spottswoode Estate St. Helena Cabernet Sauvignon ($110)
2004 Leonetti Cellar Reserve Walla Walla Valley ($110)
2005 Cristom Jessie's Vineyard Eola-Amity Hills Pinot Noir ($50)
2004 McCrea Cuvee Orleans Yakima Valley Syrah ($55)
2005 Le Vieux Donjon ($55)
2001 Bartolo Mascarello Barolo ($80)
1986 Delaforce Colheita Tawny Porto ($33, 500ml)
NV Taylor-Fladgate 40-year-old Tawny Porto ($150)


ワシントン州のワインが2本,オレゴンが1本入っているのが注目です。スポッツウッドのヴィンテージが入っていないのは写し間違いではありません。多分最新の2004でしょう。

ちなみにカリフォルニアのピノは3☆が最高でしたが11本とかなり多くの本数が3☆に選ばれています。40ドル以下のワインが3本あったのが気になりました。
2004 Naughty Boy Potter Valley Pinot Noir ($27)
2005 Rutz Cellars Maison Grand Cru Russian River Valley Pinot Noir ($35)
2004 Calera Ryan Vineyard Mt. Harlan Pinot Noir ($40)


Naughty Boyというワイナリは初めて名前を聞きました。Webサイトを見ると,犬がかわいいです(笑)。