東太平洋の赤道付近の海水温が上昇するエル・ニーニョが発生していることがほぼ確実になりました(Scientists Now Predicting Near 100% Chance Of Strong El Nino, But Rainfall Isn’t Always Guaranteed « CBS San Francisco)。既に2度程度海水温が上昇しています。かなり大規模なエル・ニーニョになると予測されています。

1997年から1998年にかけて起こった、20世紀最大のエル・ニーニョのときにはカリフォルニアは気温が低く、荒れた天気の日が続きました。その結果、1998年は難しいヴィンテージになりました。ここ20年ほどの間では2011年と並んで困難なヴィンテージだったと思います。

旱魃が続く今の状況では天気が荒れるデメリットよりも雨が降るメリットの方が大きく感じられますが、雨が増えるかどうかは分からないとのこと。

恵みの雨となってくれればいいのですが。