ロバート・モンダヴィ設立から50年、パリ・テイスティングから40年、ナパのワインが世界レベルを目指すようになってからほぼ半世紀が経ち、近年では世代交代も始まってきています。特に、20代、30代のナパ育ちが作る新しいワインは近年のテーストをリードするものもあり、要注目です。

そんなワイナリーの一つがジャム・セラーズ(JaM Cellars)。JaMとは「John and Michele」の頭文字を取ったもの。ただし、第2世代で10年間近くウルトラプレミアムワインを作ってきた、という以上の情報はあまりなく、どういうバックグラウンドなのかは不明です。

作っているワインはカベルネ・ソーヴィニヨンの「JaM」、シャルドネの「Butter」、スパークリングの「Toast」の3種類。
JaM Cellars

名前からしても、ある意味はっきりとコンシューマー向けを狙っていると思われますが、ただ濃いだけ一辺倒のワインでないところが今風なのでしょう。どちらにしても肩肘張って飲むワインではなく、仲間とワイワイ楽しむようなときに飲みたいワインです。