ワシントン州のワイナリーの中でも高評価を続けているカユース(Cayuse)が2015年のワインの多くを破棄せざるを得なくなりました(Washington Wine Leader Cayuse Scrapping Many 2015 Wines Due to Flawed Corks | News | News & Features | Wine Spectator)。

理由はコルクの欠陥。2017年5月にボトル詰めしたときに、コルクの欠陥によるパラフィンのかけらに気づき、すぐいボトル詰めをやめてコルクメーカーに問い合わせました。するとコルクメーカーは問題を認識していて、次のロットでは大丈夫だと請け負ったそうです。
Christophe Baron
しかし、ボトル詰め後、新しいコルクを使ったワインにパラフィンなどを発見。検査したところすべてのワインが汚染されていたとのこと。汚染されたワインの中にはフラッグシップのバイオニック・フロッグやカユーヴ・ヴィンヤードなどが含まれていたそうです。

汚染されたワインは3000ケース。300万ドルにもなると言われています。