サンタ・バーバラでグラン・クリュの畑を選ぶとしたら、確実にその一つに入るのがサンタ・マリア・ヴァレーのビエン・ナシードです。そのビエン・ナシードを開拓したオーナーであるミラー・ファミリーが手掛けるコスパ系ブランドの一つがバラード・レーン(Ballard Lane)。サンタ・バーバラの中でも冷涼から温暖まで多様な気候を持つサンタ・イネズ・ヴァレーでワインを造っています。

先日開催されたアイコニックワイン・ジャパンの試飲会で、コスパの高さで一番目を引いたのがここのワインでした。


ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンと5種類いずれも希望小売価格2200円(税抜き)。ワイナリー価格の15ドルと比べても遜色ない、かなり安い値付けになっています。

全種類試飲した中では特にシャルドネとピノ・ノワールが良かったです。シャルドネは樽もしっかり効いたフルボディの作り。そこまではこの価格帯でもほかにも対抗馬がありますが、このワインは特にミネラル感がたっぷり。これは2000円前後のワインではなかなか見られない味わいです。

ピノ・ノワールはプティ・シラーを2%ブレンドしています。ボディは結構しっかりしていて、果実味も豊かですが、これはさらにスパイスの風味が味わえます。プティ・シラーをブレンドした効果でしょうか。2000円前後のピノ・ノワールの中では抜群の出来だと思います。

ヴィンテージはいずれも2018年。非常にコンディションのいい年ですから、そのおかげもあるのでしょう。

ココスです。