2023年のコスパワイン世界一、さすがの完成度
ワイン・スペクテーターが選ぶ2023年のコスパワイン世界一はラ・クレマのピノ・ノワール ソノマ・コースト 2021でした。エノテカでこのワインを購入して飲みました。写真はなぜか撮っていません。
ラ・クレマのピノ・ノワールはこれまで何回か飲んだことがあります。非常に親しみやすいピノ・ノワールで、エレガント系というよりも米国らしいやや骨太の酸味が低めのピノ・ノワールだったように覚えています。
2021年のソノマ・コースト ピノ・ノワールはきれいな作り。酸もありますが、突出するわけではなく、とてもバランスよくするする飲めてしまいます。完成度高いのでピノ・ノワールの入門的にもいいと思います。
ワイン・スペクテーターの記事によると、2021年はそれまでよりも収穫時期を早めているとのこと。2020年は山火事の影響で、少し早めの収穫になったのですが、怪我の功名で、これくらい早く摘んでも全く問題がないという結論に至ったそうです。
ブドウの供給元も以前とは変わっています。ソノマ・コーストは巨大なAVAでロシアン・リバー・ヴァレーの大半が含まれ、カーネロスも一部が含まれています。ラ・クレマは、ケンダル・ジャクソンなどと同じジャクソン・ファミリーのワイナリーであり、ソノマに数多くの畑を所有し、契約農家も多数あります。ソノマ・コースト内にも多数の供給元があるのですが、以前はやや温暖なロシアン・リバー・ヴァレーに含まれるところが多かったそうです。2021年は極めて冷涼なアナポリスに近い畑や、強風の吹くペタルマ・ギャップの畑がメインのコンポーネントとなり、冷涼な地域にだいぶシフトしています。
こういったことすべてが、このバランスの良さにつながっているのでしょう。なお、ラ・クレマにはモントレーなど他地域のブドウを使ったピノ・ノワールもありますので、購入時には気を付けてください。
米国価格28ドルが3000円台というのも頑張った価格ですね。
ラ・クレマのピノ・ノワールはこれまで何回か飲んだことがあります。非常に親しみやすいピノ・ノワールで、エレガント系というよりも米国らしいやや骨太の酸味が低めのピノ・ノワールだったように覚えています。
2021年のソノマ・コースト ピノ・ノワールはきれいな作り。酸もありますが、突出するわけではなく、とてもバランスよくするする飲めてしまいます。完成度高いのでピノ・ノワールの入門的にもいいと思います。
ワイン・スペクテーターの記事によると、2021年はそれまでよりも収穫時期を早めているとのこと。2020年は山火事の影響で、少し早めの収穫になったのですが、怪我の功名で、これくらい早く摘んでも全く問題がないという結論に至ったそうです。
ブドウの供給元も以前とは変わっています。ソノマ・コーストは巨大なAVAでロシアン・リバー・ヴァレーの大半が含まれ、カーネロスも一部が含まれています。ラ・クレマは、ケンダル・ジャクソンなどと同じジャクソン・ファミリーのワイナリーであり、ソノマに数多くの畑を所有し、契約農家も多数あります。ソノマ・コースト内にも多数の供給元があるのですが、以前はやや温暖なロシアン・リバー・ヴァレーに含まれるところが多かったそうです。2021年は極めて冷涼なアナポリスに近い畑や、強風の吹くペタルマ・ギャップの畑がメインのコンポーネントとなり、冷涼な地域にだいぶシフトしています。
こういったことすべてが、このバランスの良さにつながっているのでしょう。なお、ラ・クレマにはモントレーなど他地域のブドウを使ったピノ・ノワールもありますので、購入時には気を付けてください。
米国価格28ドルが3000円台というのも頑張った価格ですね。