Archives

You are currently viewing archive for February 2006
Date: 2006/0228 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
 今年が10回目となるPremiere Napa Valley Auctionが2月26日,St. HelenaのCulinary Institute of America at Greystoneで開かれました。売り上げは全部で187万ドルとこれまでの記録だった2005年より28%も上回る活況でした。

多くのビッダーの中でひときわ注目を受けた一人が中川ワイン販売の中川一三氏。Shafer Vineyardsの5ケースのロットに7万5000ドルを注ぎ込み,ロットの新記録を打ち立てました。
"Bidding became heated at lot #37, a five case offering by Shafer Vineyards that sold for $75,000 to Ichizo Nakagawa from Nakagawa Wine Co., Ltd, of Tokyo, Japan."

Napa Valley Wineries: Press release
結局,別のロットでこれまでの記録保持者が8万5000ドルを注ぎ込んだため,一位の座は逃しましたが,トータルでもNo.2のビッダーになりました。

5ケースで7万5000ドルということは1本当たり1250ドルという計算。これはいくらでどのように売られるんでしょう。
Date: 2006/0226 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
Yanagiyaで2万4000円です。安くはないですが,Wine of the Yearのワインは入手自体大変なので,その価値はあると思います。少なくともOpus Oneにこれより高いお金を出すのより,ずっとお買い得です。

●ジョセフ フェルプス インシグニア 2002
商品番号 Insignia
ヤナギヤ特価24,000円 (税込25,200円) 送料別


Date: 2006/0225 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
Date: 2006/0224 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
Wassy'sでセールが始まりました。値段,詳しくは見ていないのですが,とりあえずこれは自分がワイナリから直接買った値段より安いです。ちょっとくやしい。でもPatz&Hallのダットンランチはおいしいのでお勧め。ちなみにキスラーのダットンランチはこれより1万円も高価です。飲み比べたわけではないので,それだけの違いがあるのかどうかは分かりませんが(^^;)。

【47%OFF】
パッツ&ホール・シャルドネ
ダットンランチ[2000]
≪アウトレット≫
商品番号 350000514000
小売価格 7,500円 を
【47%OFF】特価 3,980円 (税込4,179円) 送料別
【47%OFF】パッツ&ホール・シャルドネダットンランチ[2000]≪アウトレット≫

Date: 2006/0223 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
サステイナブル(維持可能な)農業が注目されていますが,その大敵が病気。農薬を使わないことによって病気が急激に拡大する恐れがあります。特に近年,脅威が高まっているのが「イボタムシ」による被害。南カリフォルニアからだんだん被害が北上しているとのことです。この問題に立ち向かうため,ゴールデン・リトリバーの部隊が結成されています。
"California vintners are going to the dogs in their fight against a new pest menacing state vineyards by training golden retrievers to sniff out the grape bane."
Dogs may help hound out vine pest in bark-to-bark effort

この犬たちはイボタムシのメスのフェロモンを嗅ぎ分けるよう訓練されており,今後は感染している樹の臭いも分かるようにしたいとのこと。年内に実際のテストが始まるそうです。

がんばれ,ワンちゃん。
Date: 2006/0222 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
今カリフォルニアで「熱い」のがPinot Noirだということは,衆目の一致するところ。そのPinotにしぼったオンラインのニューズレターを発行しているのがPinotReportです。そこが,このほど2005年のトップピノを発表しました(ソースはFermentation)。
"TOP PINOT NOIRS (only five of the full 12 listed here)
1.2004 Loring Wine Company Pinot Noir Santa Rita Hills Cargasacchi Vineyard ($48)
125 Cases - 97 Points
2. 2003 Kosta Browne Pinot Noir Sonoma Coast ($28)
790 Cases - 96 Points
3. 2004 Loring Wine Company Pinot Noir Green Valley Keefer Ranch ($48)
300 Cases - 96 Points
4. 2003 Radio-Coteau Pinot Noir Anderson Valley Savoy ($45)
440 Cases - 95 Points
5. 2004 Roessler Cellars Pinot Noir Russian River Valley Dutton Ranch ($36)
186 Cases - 95 Points"
Fermentation: The Daily Wine Blog: Top 2005 Pinot Noirs

トップPinot12本のほか,バリューPinot,マスター・ヴィントナー,ライジング・スターといった項目も発表されています。

バリューではターニング・リーフのSonoma Reserve,ガロのSonoma Coast Reserveといったところが4位,5位に入っています。このあたりは日本でも買えそうです。

マスター・ヴィントナーはMichael Browne(Kosta Browne),Lynn Penner Ash(Penner-Ash),Richard Sanford(元Sanford,現Alma Rosa)が,ライジング・スターではJosh Bergstrom(Bergstrom),Bill Brosseau(Testarossa),Patrick Melley(Russian Hill),Vanessa Wong(Peay)が選ばれています。そういえばVanessa Wongは数年前にWine Spectatorでも注目のワインメーカーに挙げられていました。

この辺りの名前は覚えておいて損はないと思います。
Date: 2006/0221 Category: イベント
Posted by: Andy
Comments
ナパの表通りHighway29と平行して走るSilverado Trail。牧歌的な雰囲気でありながらStags Leap地区の名だたるワイナリやZD,Mummなど高品質なワインを作るワイナリなどを回るのにいい道です。この道沿いのワイナリが作る「Silverado Trail Wineries Association」が3月11,12日の週末にイベントを開きます。
"MUSTARD SEASON'S
SILVER PASS WEEKEND
MARCH 11 & 12, 2006"

Silverado Trail Wineries Association - Napa Valley Event Listings & Napa Valley News.

イベントに参加する12ワイナリではバレル・サンプルや特別割引,食事とのマッチングなどの特典が受けられます。参加費は二日間で30ドル。日曜日だけなら20ドル。

参加ワイナリの一覧を見てたら「On ThEdge」なる名前のワイナリが。これって今世間を騒がしている会社の昔の名前と同じじゃない,と妙に受けてしまいました。資本関係は多分ありません(笑)。
Date: 2006/0221 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
ジンファンデルベースのデザートワインとして人気が高いサンタバーバラ・ワイナリのエッセンスが2003年のヴィンテージで生産終了だそうです。前回作った2001年より糖度が高く,すばらしいできだとのこと。

多分,今日中に売り切れると思うのでお早めに。


サンタバーバーラ
ジンファンデル・エッセンス[2003]
※お一人様1本でお願いいたします
オンライン特価5,500円 (税込5,775円) 送料別
コレがラストヴィンテージ!サンタバーバーラジンファンデル・エッセンス[2003]※お一人様1本で...
Date: 2006/0219 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
1台でワイナリの機能全般を持ってしまうという画期的な製品が登場します。その名もWinePod。
"If you love wine, you will love making it with the WinePod!"

Welcome to Provina's™ Personal Winemaking Portal

WinePod
  • 100 liter insulated wine pod with variable-lid
  • 2-ton automatic wine press
  • heating and cooling temperature control
  • Sensor stick with automatic Brix, pH and temperature sensors
  • Oak management system
  • Wireless monitoring and control from the web

これだけのものを含んでいるということなので,なかなか大したものです。発売は今春。値段は不明です。ご家庭にお一ついかがでしょうか(笑)。
Date: 2006/0217 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
カリフォルニアワインファンの間で昔から人気が高いワインショップの一つVin du 268(にろや)。オーナーのリキさんの人柄に惚れている人はたくさんいます。あまり派手に宣伝するのではなく,値ごろ感のあるワインを地道に売っています。

今回紹介するワインは既に別のショップなどで紹介済みのものですが,268でも安く出ています。

一つが米国では火事で,日本ではワイナートで注目されたSilver Oak。もう一つは米国の高評価の割には日本で安いMontelena。特にMontelenaのエステートは日本の方が安く買える貴重なワインです。

シルバー・オーク・セラーズ カベルネ・ソーヴィニョン アレキサンダー・ヴァレー[2001]
Silver Oak Cellars Cabernet Sauvignon Alexander Valley
価格7,200円 (税込7,560円) 送料別
シルバー・オーク・セラーズ カベルネ・ソーヴィニョン アレキサンダー・ヴァレー[2001]Silve...


シャトー・モンテリーナ カベルネ・ソーヴィニョン 「ザ・モンテリーナ・エステート」[2002]
CHATEAU MONTELENA Cabernet Sauvignon The Montelena Estate
価格9,800円 (税込10,290円) 送料別
シャトー・モンテリーナ カベルネ・ソーヴィニョン 「ザ・モンテリーナ・エステート」[2002] ...
Date: 2006/0217 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
Paraiso VineyardsというのはSanta Lucia Highlandsにあるワイナリ。自社畑のWest Terraceで作ったワインはWine Enthusiastで92点を取っています。ワイナリ価格40ドルが5080円というのはほぼ同等の値段。お買い得といってもいいでしょう。

パライソ・ウエスト・テラス・ピノ・ノワール 2001
価格5,080円 (税込5,334円) 送料別
パライソ・ウエスト・テラス・ピノ・ノワール 2001


サイト見てるとこれ,みるみる本数減ってます。京橋ワインってちょっとあおりすぎだと思うことが多いですが,やはり効果あるんですね。というわけで購入はお早めに。
Date: 2006/0216 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
San Francisco Chronicleは毎年San Francisco Chronicle Wine Competitionというイベントを開いています。とても膨大なイベントで,2月25日にはテイスティング・イベントも開かれます。ZAPに匹敵するほどの規模のものだそうです。

Competitionという以上,ワインの審査も行われるのですが,それも膨大。全部で3318本のワインが出され,55人の審判がトップワインを選びます。その結果がこれ。
"55 professional wine judges have completed their tasting of 3,318 wines and the Sweepstake Winners are:

2006 Red Wine Sweepstake Winner
Patz & Hall 2004 Pinot Noir Sonoma Coast

2006 White Wine Sweepstake Winner
Windsor Vineyards 2005 Sauvignon Blanc Mendocino County Private Reserve

2006 Sparkling Wine Sweepstake Winner
Gloria Ferrer Champagne Caves 1996 Cuve Carneros"

The San Francisco Chronicle Wine Competition Medal Winners List
赤ワインのトップがPinotで白がSauvignonというのが今風な感じがします。

なお,Best of Classsでミシガン州のワインが選ばれたのは初めてだそうです。
Date: 2006/0216 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
米Yahoo!がJavaScriptを使ったユーザー・インタフェース用のライブラリを公開しました。BSDライセンスなので,GPLでも容易に利用できます。カレンダ・ライブラリとかスライダーとか,ちょっといじってみるだけでも楽しい。Ajax用のクロス・ブラウザのライブラリなんかもあります。何か作れないかな。
"Yahoo! User Interface Library

The Yahoo! User Interface Library is a set of utilities and controls, written in JavaScript, for building richly interactive web applications using techniques such as DOM scripting, HTML and AJAX. The UI Library Utilities facilitate the implementation of rich client-side features by enhancing and normalizing the developer's interface to important elements of the browser infrastructure (such as events, in-page HTTP requests and the DOM). The Yahoo UI Library Controls produce visual, interactive user interface elements on the page with just a few lines of code and an included CSS file. All the components in the Yahoo! User Interface Library have been released as open source under a BSD license and are free for all uses."

Yahoo! UI Library
Date: 2006/0215 Category: イベント
Posted by: Andy
Comments
サンタ・バーバラで最も有名なワイン・ショップといえばWine Cask。単に品揃えがいいというだけでありません。Au Bon Climatをはじめとしたサンタ・バーバラ地域のワイナリに強く支持されており,地元への影響力も抜群。さらにSanta Barbaraのスポークス・パーソン的役割も果たしています。そのWine Caskで,重要なイベントが開かれます。
"Wine Cask Santa Barbara County Wine Futures 2006 Saturday, March 11, 2006 Saturday, April 22, 2006 12pm-3pm"

Events: Wine Cask
このイベントは,早い話がSanta Barbaraでこれから出てくるワインが一通り飲めるというもの。Wine Spectator誌なども,このイベントをSanta Barbaraのワイン評価に使っています。入場料50ドルですが,その価値は十分にあるでしょう。

ちなみに,ここのオーナーとWassy'sの鷲谷さんの対談が最新号のワイナートに出ていました。
Date: 2006/0214 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
Everett RidgeはソノマのHealdsburgにあるこじんまりとしたワイナリ。評論家に高い評価を受けているわけではないですが,地元で愛されているワイナリのようです。そこのSyrahとPinot Noirがなぜか日本で現地価格以下で売られています。シラーは24ドルが1850円,ピノは22ドルが2150円。Yanagiyaです。

●エヴェレット リッジ シラー ナンズキャニオンヴィンヤード 2000 【このページ掲載品6本で送料無料!バンドルセール対象品】
ヤナギヤ特価1,850円 (税込1,942円) 送料別
●エヴェレット リッジ シラー ナンズキャニオンヴィンヤード 2000 【このページ掲載品6本...

Date: 2006/0213 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
昨年,創業者のRichard Sanford氏を「更迭」して大きな話題になったSanford。新しいワインメーカーが決まったそうです(ということはやめるという噂だったBruno D'Alfonso氏もやめたということですね)。
"After studying enology at the University of California Davis, he began his career as an assistant winemaker at Trefethen Vineyards, where he honed his skills helping to improve fruit quality, managing the cellar and making blends. From 1999 to the present, Steve was at Voss vineyards as head winemaker. His attention in the vineyards produced a range of innovative and highly acclaimed wines, from an Australian-styled Syrah to a distinctive and bold Sauvignon Blanc that earned raves for four consecutive vintages."

Innovative Napa Winemaker Joins Sanford: Financial News - Yahoo! Finance
新しいワインメーカーのスティーブ・フェンネル氏はTrefethen,Voss Vineyardsを経てSanfordに行くことになります。元々カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の出身だということで,全く赤の他人ということではなさそうです。

新しいワインメーカーが決まったのはいいですが,気になるのは前ワインメーカーのBruno D'Alfonso氏が今のオーナーが品質よりもコストを重視すると述べていたこと。今後のSanfordのワインを決めるのはワインメーカーよりもオーナーの態度かもしれません。
Date: 2006/0211 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
カリフォルニアを特徴付けるブドウ品種といえば何でしょう? 工学で取引されるワインといえばやっぱりCabernet Sauvignonが中心ですし,生産量で見るとChardonnayがトップです。しかし,「カリフォルニアだけ」ってことを考えるとやっぱりZinfandelの右に出るものはないでしょう。それを法令化しようという動きが登場しました。
"State Sen. Carole Migden, D-S.F., introduced the bill Thursday, saying that zinfandel deserves to be the state's banner wine because the vines "grew up with California," according to Migden's legislative aide, John Vigna. California's oldest zinfandel vines date back 150 years to the Gold Rush, when many a miner found the rosy drink to be a beverage of choice."

Napa Valley Register Online | LocalNews

3月には公聴会が開かれるとのことですが,早くも多くの議論が巻き起こっているようです。果たして本当にきまるんでしょうか。
Date: 2006/0210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
2005年にWine Spectator誌のWine of the Yearに輝いたJoseph PhelpsのInsigniaがかわばた酒店で米国と同等の価格で出ています。多分今日中に売り切れると思うので,お早めにどうぞ。

【ジョセフ・フェルプス】
インシグニア[2002](赤)
価格15,800円 (税込16,590円) 送料別
【ジョセフ・フェルプス】インシグニア[2002](赤)


ちなみに,ファインワイン・クラブではカベルネとセットで3万円
Date: 2006/0210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
昨日,火事の記事を書いたSilver OakがWassy'sに出ていました。被害にあったのは2004年のNapa Valleyなので,旧ヴィンテージに直接影響はないでしょうが,そうでなくても米国では出るとたちまち売り切れる人気銘柄。入手しにくくなる可能性はあるかもしれません。

ただ,ここのCabernet,Alexander ValleyとNapa Valleyの2種がありますが(というかそれしか作ってません),個人的には安価ですぐに飲めるAlexander Valleyの方が好み。熟成させるのならNapa Valleyがいいと思います。

シルバー・オーク・カベルネソーヴィニヨン
アレキサンダーヴァレー[2001]
オンライン特価7,200円 (税込7,560円) 送料別
シルバー・オーク・カベルネソーヴィニヨンアレキサンダーヴァレー[2001]


シルバー・オーク
カベルネソーヴィニヨン・ナパヴァレー[2000]
Wassy's特価13,000円 (税込13,650円) 送料別
シルバー・オークカベルネソーヴィニヨン・ナパヴァレー[2000]
Date: 2006/0209 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
ナパのOakvilleにあるSilver Oakのワイナリが2月2日,火事で焼け落ちました。損失は全部で200万ドル(記事によっては300万ドルとも)に上るそうです。
"The former 7,000 square-foot historic winery building burned to the ground."
Napa Valley Register Online | LocalNews

焼けたのはワイナリ創設時からある建物で,隣にあるメインのワイナリは消防士の奮闘により,なんとか延焼を食い止めたとか(リンク先の記事に写真があります)。

また,別の記事によると火事の原因はゴミ箱に入っていた暖炉の燃えさしだったそうです。

昨年の火事ほどではないですが,これも大変そうです。ただ,次の日に予定していたニュー・リリースのパーティは予定通り開催したそうです。
Date: 2006/0209 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
Comments
Joseph SwanはソノマのRussian River ValleyにあるワイナリでPinot Noirの先駆者の一つ。Swan Cloneと呼ぶ苗木の供給元としても知られています。以前から,これがブルゴーニュ由来のものではないかという噂があったのですが,オーナー兼ワインメーカーを勤めるRod Berglund氏がDRC(Domaine de la Romanée-Conti)からのブドウが入っていることを認める発言をしていました。
"And it is true that we have some DRC vines in the vineyard."

pinotblogger >> Suitcase Clones and Domaine de la Romanée-Conti

Rod Berglund氏は創設者Joseph Swan氏の義理の息子。1988年にJoseph Swan氏が没した後,ワイナリを引き継いでいます。この書き方だと実際にSwan CloneがDRC由来のものかどうかまでは分かりませんが,少なくともJoseph Swanの畑にDRCからのブドウが植わっていることは確かなようです。

こういった話はCaleraやPisoni,Etudeなどこれまでもいくつかありましたが,合法的なものではないだけに,オーナーなどがそれを認める発言をするのはまれです。なお,フォローする記事もでています。

実際には,どこから樹を持ってくるにしろ,その地域の特性の方が大きな役割を占めると思いますが,話としてはおもしろいですね。
Date: 2006/0208 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
Comments
もうじきヴァレンタイン・デー。日本だと女性から男性にプレゼントを渡す日ですが,米国では恋人たちのロマンティックな日といった位置付けです。2月11,12の週末はヴァレンタイン・デーにからんだイベントが各地で行われるようです。今日紹介するのはその一つ,Ledsonというお城のようなワイナリのイベントです。
"Valentine's Day Weekend - Kisses at the Castle (11 - 4)
Romance is abound at the Castle this Valentine’s Day. Women will be greeted with a single red rose and each guest will be treated to our handcrafted wines elegantly paired with aphrodisiac culinary treats created by our Chef John Hallgrimson."

Ledson Winery & Vineyards - Calendar of Events


Ledson Winery
このワイナリは地元で「城」と言われているように大変豪華。そこでやるイベントというだけで女性受けしそうです。入場料も25ドルと格安です。
Date: 2006/0207 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
旧・お勝手口で紹介したコルギンのシラーが再びオークションで出ていました。「一撃価格」は前回より5000円アップ。それでも入手性を考えたら「買い」もありでしょう。

2002 コルギン シラー ナパヴァレー IX エステート
Colgin Syrah Napa Valley IX Estate
2002 コルギン シラー ナパヴァレー IX エステート Colgin Syrah Napa Valley IX Estate

ちなみにキャッシュに残っていた旧記事の内容は
カルトワインの一つとして知られているコルギンが2002年からSyrahを作り始めました。テイスティング・ノートをいくつか見ましたが,極めて高い評価を得ています。南仏のスタイルに近いそうです。おそらくこれから先,カリフォルニアのトップ・シラーの一つとなるでしょう。メーリング・リストの価格は 125ドルだったそうですが,今では米国でもオークションで250ドルからといった形でしか入手できません。それがプレミアワインクラブで3万3000円からのオークションで出ています。一撃は3万7000円。安くはないですが,入手性を考えたら,決して高すぎる価格ではないと思います。
Date: 2006/0206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
Comments
復活したのはいいのですが,いろいろと忙しく,しばらくは「手抜き」更新が多くなるかもしれません。悪しからずご了承ください。で,久々のお買い得ワインはサンフランシスコからも数十分で行かれるワイナリThomas Fogartyのシャルドネです。現地20ドルするのが1900円と格安です。

○[50%OFF] トマス フォガティ シャルドネ サンタクルーズマウンテン 2002
インポーター希望小売価格3,800円 のところ
ヤナギヤ特価1,900円 (税込1,995円) 送料別
○[50%OFF] トマス フォガティ シャルドネ サンタクルーズマウンテン 2002
Date: 2006/0206 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
Comments
いきなりワインねた以外ですみません。あまりにもおいしかったので,どうしても書きたくなったのです。この泡盛,石垣島の請福酒造というところが作っている無濾過・無加水のもの。新酒でしか販売していないのですが,3年前に買ったものをワインセラーで寝かしていました。まず開けようとして瓶をみたらびっくり。何やら青い粉みたいな「澱」が浮遊しています。

一瞬「不良品か?」と思ったのですが,瓶にちゃんと「これこそが旨み成分のあかし」と書いてありました。なんでも「青い精霊」と呼ぶそうで,これが出るのはむしろ貴重らしいです。

いざ,飲んでみると,これがおいしいのなんのって。やっぱり普通の泡盛と比べても味がしっかりしていて旨みが豊富です。購入時にテイスティングしたときは,ちょっと荒れている(いろんな要素が暴れていて味にまとまりがない)感じがしたのですが,3年たったせいか,とげとげしさがなくなっています。これは定期的に買って寝かしておくのがいいかも(実は2年経ったものも1本寝かし中)。

ちなみに泡盛はタイ米を黒麹で発酵させるもので,芋焼酎などのような臭みはほとんどありません。焼酎苦手という人にもお勧め。飲み方は水割り,ロック,ストレート,いろいろですが,個人的にはロックが好きです。

泡盛専門店で購入できますが,製造元から直接買うこともできます。

ひとときのちゅら 3月20日蒸留分予約
販売期間02月01日00時00分~02月28日23時55分
価格2,396円 (税込2,515円) 送料別
ひとときのちゅら 3月20日蒸留分予約
Date: 2006/0205 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
メインのサイトである「カリフォルニアワインの玄関口」の方がようやく,本格的な復旧作業に入りました。デザイン変更に大きな時間がかかってしまい,ずいぶん時間がかかったこと申し訳ありません。

下準備ができたのでようやくデータの移行を始めたのですが,予想以上に大変です。記事があるワイナリだけでもほぼ100あるのですが,ようやく十数個移行しただけで疲れ果てました。明日の晩には全部と思っていたのですが,厳しそうです。

お勝手口(ここです)の復帰は玄関口の復旧が終わってからと思っていたのですが,過去のコラムなどの移行も考えるとまだまだ作業がたくさんあるので,肝心のワイナリページの目処がついたところで,こちらも再開することにしました。更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんが,よろしくお願いします。

それにしてもリニューアルは大変です。今回はプロバイダのトラブルにより強制リニューアルを強いられたわけですが,これまでのようにぼちぼちと新しくしていこうなどと考えていたらやっぱりできなかったかもしれません。プロバイダに感謝するいわれはありませんが,いい機会になったと思います。