「幻ワイン」の私市さんのブログによると,Maboroshi Pinot Noirが「Pinot Noir Summit」のベスト40に選ばれ,2月10日にそのイベントが開かれるそうです。
Pinot Noir Summitは世界のピノを集め,専門家が産地やヴィンテージ,価格などを伏せたブラインド・テイスティングで,おいしいピノを選ぶというもの。1日にブラインドするワインの数は32本までに限定するなど,公正な評価のためにかなり気を使っている様子です。
これでトップ40というのは素晴らしいですね。ぜひどなたか行ってレポートしていただきたいものです。ちなみに参加費は100ドル(上のリンクからどうぞ)。正午からテイスティングが始まり,最後は7時に最終結果が発表されるそうです。
"On Saturday, February 10, 2007, consumers, press, and trade will gather for the remarkable “Passionate about Pinot Noir Summit.” Held at 1 Fort Mason in San Francisco, an extraordinary array of palates will gather to assess “the best of the best,” from the 2007 Pinot Noir Shootout finals held this past January 17, 2007."
Affairs of the Vine | Wine Education - Event Planning - Wine Boot Camp - Wine Shootouts
Pinot Noir Summitは世界のピノを集め,専門家が産地やヴィンテージ,価格などを伏せたブラインド・テイスティングで,おいしいピノを選ぶというもの。1日にブラインドするワインの数は32本までに限定するなど,公正な評価のためにかなり気を使っている様子です。
これでトップ40というのは素晴らしいですね。ぜひどなたか行ってレポートしていただきたいものです。ちなみに参加費は100ドル(上のリンクからどうぞ)。正午からテイスティングが始まり,最後は7時に最終結果が発表されるそうです。
ナパ・バレーの偉人Robert Mondaviの新しいブランドが明らかになりました。次男でワインメーカーのTim Mondaviと共同でContinuumというワイナリを始めます。
造るワインは一つ。Cabernet Sauvignon,Cabernet Franc,Petit Verdotのブレンドで1500ケース。2005年から作り始め,来年春にデビュー予定です。
ちょっと楽しみです。
造るワインは一つ。Cabernet Sauvignon,Cabernet Franc,Petit Verdotのブレンドで1500ケース。2005年から作り始め,来年春にデビュー予定です。
ちょっと楽しみです。
Harrison Vineyardsといえばシマウマのラベルで日本でもそこそこ人気があったと思います。そこが実は既にワイン作りをやめていたといのを知りました。オーナー・ワインメーカーのリンジー・ハリソンさんが生まれ故郷のニュージーランドでワイナリを始めたためです。
その,現行最後のワインの一つであるZebra Zinfandel 2002が2990円とワイナリ価格の27ドルよりも安く出ています。これは結構貴重かもしれません。
【大特価】
[2002] ゼブラ ジンファンデル ハリソン
当店通常価格3,600円 のところ
な、な、なんと!2,990円 (税込3,140円) 送料別
その,現行最後のワインの一つであるZebra Zinfandel 2002が2990円とワイナリ価格の27ドルよりも安く出ています。これは結構貴重かもしれません。
【大特価】
[2002] ゼブラ ジンファンデル ハリソン
当店通常価格3,600円 のところ
な、な、なんと!2,990円 (税込3,140円) 送料別
FermentationのTom Warkによると,Stephan Tanzerが最新のInternational Wine Cellar(IWC)誌で,カリフォルニアワインのスタイルの変革が始まっていると指摘しているそうです。
引用部分はIWCからの孫引きですが,ここ数年「ビッグ」なワイン(いわゆるパーカー好みのワイン)を作っていたワインメーカーが,そのできに不満を持ち,より飲みやすいワインに戻っていく傾向が出ているとか。
なんとなく,かつてカリフォルニアのシャルドネが樽をコテコテに効かして,マロラクティック発酵を十分にしたバタリーなものに偏った後,ABC(Anything But Chardonnay)と呼ばれる反動を経て,今の多様な形になってきたのを思い出しました。
"Happily, current evidence suggests that many producers in California are finally backing away from X-treme wines."
Fermentation: The Daily Wine Blog: The Turning Tide of CA's X-Treme Wines?
引用部分はIWCからの孫引きですが,ここ数年「ビッグ」なワイン(いわゆるパーカー好みのワイン)を作っていたワインメーカーが,そのできに不満を持ち,より飲みやすいワインに戻っていく傾向が出ているとか。
なんとなく,かつてカリフォルニアのシャルドネが樽をコテコテに効かして,マロラクティック発酵を十分にしたバタリーなものに偏った後,ABC(Anything But Chardonnay)と呼ばれる反動を経て,今の多様な形になってきたのを思い出しました。
シャープの太陽電池のTVコマーシャルに,ソノマのクラインが登場したのは今年早々取り上げましたが,ワイナリでの太陽電池はかなり普及期に近付いてきている感があります。今度はナパの老舗Grgich Hillsがニュースに出ていました。
全然関係ありませんが,前の記事で紹介した柳屋のピノ・セール。今日はKosta Brown登場で3万円近くというべらぼうな価格なのにあっという間に売り切れていました。買い得という意味では一番上のMuellerの方がずっと良さそうですが…。
"SPG Solar announced today the commissioning of Phase II of the 170 kilowatt commercial photovoltaic (solar energy) system for the Grgich Hills winery in Napa Valley, California. Together Phase I, completed in 2005, and Phase II of the Grgich Hills PV installation will produce 170.08 kilowatts DC of electricity during peak production hours. With the completion of Phase II, the PV system is expected to meet 100% of the winery"
Napa Winery Grgich Hills Partners With SPG Solar on 170 kW Solar Energy System
全然関係ありませんが,前の記事で紹介した柳屋のピノ・セール。今日はKosta Brown登場で3万円近くというべらぼうな価格なのにあっという間に売り切れていました。買い得という意味では一番上のMuellerの方がずっと良さそうですが…。
はっきり言って,今回は値段は安くないと思います。でもお宝度はかなり高そうなラインナップ。今日はシルバーオークのオーナーがMerlotを作るために作ったTwomeyのPinot(これは知らなかった),フラワーズの265ケースという「グラン・ブーケ」,そしてRP95で入手難になったRoarのRosella's 2004。すごいですね。
●希少ピノ一挙大放出!連続ご紹介で綴る大祭典●
【マニアックス! ピノ・デイズ ~Maniax Pinot Days~】
希少銘柄続出★カルト・ピノ★大放出
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希少銘柄続出★カルト・ピノ★大放出
Uncorkedは米国のワインブログの中でも代表的なものの一つ。オハイオ州デイトン(ライト兄弟の出身地ですね)でDayton Daily Newsという新聞のライターをしているMark Fisher氏が書いています。このブログで先日Kendall-JacksonのChardonnayのスタイルが変わったのかという話が載ったところ,「プチ」炎上。「24個ものコメントが来た」そうです。
元の記事ですが,なかなか面白かったです。Kendall-Jacksonの一大ベストセラーといえばVintner's Reserve Chardonnay。コンシューマへの綿密な調査から糖分を残したわずかに甘く,トロピカルフルーツのような味わいのシャルドネです。これが最近スタイルが変わったのではないかという質問を受け,Kendall-Jacksonの協力も得てテイスティングをすることになりました。ワインのラインナップは近所の酒屋で買ったもの,ワイナリから直送したもの,一つ上のGrand Reserveの三つ。5人がブラインドでテイスティングしたところ,意外にも近所で買ったものが「フレッシュ」に感じられたり,Grand Reserveが「Vintner's Reserveの味はこうだ」というものに感じられたりしたそうです。
で,実際にはGrand Reserveには残糖はないとか,近年Vintner's Reserveは幾分アルコール度を下げている,といったことがワイナリへの取材で分かったとか。
最近おいしいシャルドネ飲んでないなあ…
"But my post of last last week entitled A Kendall-Jackson wine-tasting experience took on a whole new life — and I do mean a whole new life — on Monday when it was featured and linked to on WineBusiness.com, a newsy and influential web site read by many folks in the California wine industry."
Kendall-Jackson post triggers ‘a tsunami’
元の記事ですが,なかなか面白かったです。Kendall-Jacksonの一大ベストセラーといえばVintner's Reserve Chardonnay。コンシューマへの綿密な調査から糖分を残したわずかに甘く,トロピカルフルーツのような味わいのシャルドネです。これが最近スタイルが変わったのではないかという質問を受け,Kendall-Jacksonの協力も得てテイスティングをすることになりました。ワインのラインナップは近所の酒屋で買ったもの,ワイナリから直送したもの,一つ上のGrand Reserveの三つ。5人がブラインドでテイスティングしたところ,意外にも近所で買ったものが「フレッシュ」に感じられたり,Grand Reserveが「Vintner's Reserveの味はこうだ」というものに感じられたりしたそうです。
で,実際にはGrand Reserveには残糖はないとか,近年Vintner's Reserveは幾分アルコール度を下げている,といったことがワイナリへの取材で分かったとか。
最近おいしいシャルドネ飲んでないなあ…
昨年辺りから,カリフォルニア中部のPaso Robles周辺のワインの話をよく聞くようになってきました。先日も,その旨書いていますが,地元でもその実感はかなりあるようです。San Luis Obispo(この辺りの中心の市の名前であり郡の名前でもあります)のTribune紙に2006年のトップ6ニュースが取り上げてありました。
それによると,1位がそのものズバリで「パソの台頭」。California Wine Club(CWFCではありません)で"the next up-and-coming California wine region"に選ばれ,この6年間でワイナリ数が4倍の200になるなど急成長は明らかです。以下,2位がAVAが認知されてきたこと,3位は荒天,4位は収穫が減ってむしろ収入的にはプラスになりそうなこと,5位はローヌ系ワインの台頭,6位は次世代ワインメーカーの続出,となっています。3,4位を除くとどれもこの地域への注目が集まっていることを裏付けています。
なお,この地域の注目のワイナリとしては,ここでも何回か取り上げているSaxum,パーカーの本にも載っていたAlbanのほかRobert Hall, Denner and Eagle Castleなどが記事に取り上げられています。覚えておくといいかもしれません。
"— and the region has received a lot of national attention, and it looks like that trend will continue into 2007."
San Luis Obispo Tribune | 01/05/2007 | SLO County’s top wine stories of 2006
それによると,1位がそのものズバリで「パソの台頭」。California Wine Club(CWFCではありません)で"the next up-and-coming California wine region"に選ばれ,この6年間でワイナリ数が4倍の200になるなど急成長は明らかです。以下,2位がAVAが認知されてきたこと,3位は荒天,4位は収穫が減ってむしろ収入的にはプラスになりそうなこと,5位はローヌ系ワインの台頭,6位は次世代ワインメーカーの続出,となっています。3,4位を除くとどれもこの地域への注目が集まっていることを裏付けています。
なお,この地域の注目のワイナリとしては,ここでも何回か取り上げているSaxum,パーカーの本にも載っていたAlbanのほかRobert Hall, Denner and Eagle Castleなどが記事に取り上げられています。覚えておくといいかもしれません。
バレンタイン向けのワインというとハートのラベルのカロン・セギュールがあまりにも有名です。これでは「有名すぎてこっぱずかしくて買えない」という人も多いと思いますが,そういう人にお勧めなのがナパのテラ・ヴァレンタイン。これもハートのラベルですが,カロン・セギュールよりはおしゃれだと思います。日本に入荷しているのはサンジョベーゼ主体のブレンド「アモーレ」とカベルネ・ソビニョン。アモーレは米国ではメーリング・リストと直売のみで販売されています。デザイン的にはこちらがお勧め。
【テラ・ヴァレンタイン・ワイナリー】
アモーレ・ナパ・ヴァレー・レッド・ワイン[2002](赤)
価格 5,500円 (税込5,775円) 送料別
テラ ウ゛ァレンタイン
カベルネ・ソーウ゛ィニヨン 2001
価格4,800円 (税込 5,040 円) 送料別
ちなみにValentineというのはオーナーのお父さんの名前。オーナーはシカゴで塗料とコーティングの会社「Valspar」を北米トップ5にまで大きくした実業家です。引退後にナパに来てワイナリを開きました。
【テラ・ヴァレンタイン・ワイナリー】
アモーレ・ナパ・ヴァレー・レッド・ワイン[2002](赤)
価格 5,500円 (税込5,775円) 送料別
テラ ウ゛ァレンタイン
カベルネ・ソーウ゛ィニヨン 2001
価格4,800円 (税込 5,040 円) 送料別
ちなみにValentineというのはオーナーのお父さんの名前。オーナーはシカゴで塗料とコーティングの会社「Valspar」を北米トップ5にまで大きくした実業家です。引退後にナパに来てワイナリを開きました。
コルク臭(ブショネ)の発生を抑えるため,世界的にコルクからスクリューキャップに移行する流れが生まれています。この動きに水を差すような衝撃的なニュースが出ていました。
International Wine Challengeで9000本のスクリューキャップのワインを調べたとき,約2.2%のワインで腐った卵のような臭いがしたとのこと。これは「sulphidisation」(硫化?)といい,スクリューキャップのワインは外部の空気から完全に遮断されてしまうことが原因だとか。
スクリューキャップ先進国のニュージーランドのワインではこの比率は1.8%とやや低かったそうなのですが,それがニュージーランドのボトリング技術などと関連するのかどうかは不明です。
比率からするとコルク臭と比べて大分低いので,どちらかというとまだスクリューキャップを選択するのかもしれませんが,アンチスクリューキャップ派にとっては大きな材料になるのかもしれません。
今後この問題が拡大するのか,今回だけの話題で終わるのか注目です。
"The annual International Wine Challenge event tested tens of thousands of wines from around the world including around 9,000 with screw caps. It found 2.2 per cent of screw top bottles suffered from sulphidisation and other problems connected with the wine not breathing."
Telegraph | News | Screw tops on wine bottles 'can lead to rotten eggs smell'
International Wine Challengeで9000本のスクリューキャップのワインを調べたとき,約2.2%のワインで腐った卵のような臭いがしたとのこと。これは「sulphidisation」(硫化?)といい,スクリューキャップのワインは外部の空気から完全に遮断されてしまうことが原因だとか。
スクリューキャップ先進国のニュージーランドのワインではこの比率は1.8%とやや低かったそうなのですが,それがニュージーランドのボトリング技術などと関連するのかどうかは不明です。
比率からするとコルク臭と比べて大分低いので,どちらかというとまだスクリューキャップを選択するのかもしれませんが,アンチスクリューキャップ派にとっては大きな材料になるのかもしれません。
今後この問題が拡大するのか,今回だけの話題で終わるのか注目です。
カリフォルニアワインあらかるとに昨日出ていてすぐ売り切れたオーハイのピゾーニ2001(Ojaiとしては最終年)ですが,追加が入っています。さらに,パリ16区ではもっと安く売っています。Pisoniの中では比較的安価ですが,味はお勧めできます。米国でも70ドル前後とほぼ同値段。
●パリ16区
オーハイ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード[2001]
小売価格 9,450円 のところ
価格 7,580円 (税込) 送料別
【オーハイ】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2001]
希望小売価格9,000円 のところ
あらかると特価7,980円 (税込8,379円) 送料別
●パリ16区
オーハイ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード[2001]
小売価格 9,450円 のところ
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希望小売価格9,000円 のところ
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MarcassinのBlue Slide Ridge Pinot Noir 2002がオークションで出ていました。一撃価格は3万9000円。3万6000円からの入札ですから実際には3万9000円で売っていると考えたほうがよさそうです。日本国内ではかなり安いほうですが,米国では300ドル以下で買えますから,正直安いってことはないです。名前の威力はかなりありますが。
【2002 マルカシン ピノノア ブルースライドリッジ】
最低入札価格:36,000円 (税込) 送料800 円
一撃価格39,000円 (税込)
散発的にいろいろな店に入るSea Smoke。こちらは日本の価格の方が米国より安いくらいで,文句なくお勧め。すぐ飲むなら安いBotellaで十分。熟成させるなら一番上のTenがよさそう。間のSouthingはちょっとどっち付かずの感もありますが。まあ,どれもおいしいです。特に濃いピノ好き向け。
ボテッラ・ピノノワール[2004]
シー・スモーク・セラーズ(赤ワイン)
価格5,900円 (税込6,195円) 送料別
コスト・パフォーマンスの高さで言えばSiduriも逃すことができないところ。Sonoma Countyなら税込みでも2000円台で売っています。
シドゥーリ・ピノノワール・ソノマカウンティ[2005]
小売価格3,000円
オンライン特価2,800円 (税込2,940円) 送料別
[2005]シドゥーリ ソノマ・カウンティ ピノ・ノワール
Siduri Sonoma County Pinot Noir
価格2,800円 (税込2,940円) 送料別
【2002 マルカシン ピノノア ブルースライドリッジ】
最低入札価格:36,000円 (税込) 送料800 円
一撃価格39,000円 (税込)
散発的にいろいろな店に入るSea Smoke。こちらは日本の価格の方が米国より安いくらいで,文句なくお勧め。すぐ飲むなら安いBotellaで十分。熟成させるなら一番上のTenがよさそう。間のSouthingはちょっとどっち付かずの感もありますが。まあ,どれもおいしいです。特に濃いピノ好き向け。
ボテッラ・ピノノワール[2004]
シー・スモーク・セラーズ(赤ワイン)
価格5,900円 (税込6,195円) 送料別
コスト・パフォーマンスの高さで言えばSiduriも逃すことができないところ。Sonoma Countyなら税込みでも2000円台で売っています。
シドゥーリ・ピノノワール・ソノマカウンティ[2005]
小売価格3,000円
オンライン特価2,800円 (税込2,940円) 送料別
[2005]シドゥーリ ソノマ・カウンティ ピノ・ノワール
Siduri Sonoma County Pinot Noir
価格2,800円 (税込2,940円) 送料別
カリフォルニアワインあらかるとのピノ特集,今日はアルカディアンのPisoniとGary'sが出ています。ここのは飲んだことありませんが,エレガントなスタイルで知られるArcadianが骨太なPisoniをどうワインにするのか興味深いところです。
【アルカディアン】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2001]
希望小売価格11,000円 のところ
あらかると特価9,900円 (税込10,395円) 送料別
値段は格安ではありませんが,むちゃくちゃ高いというほどでもないと思います。
【アルカディアン】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2001]
希望小売価格11,000円 のところ
あらかると特価9,900円 (税込10,395円) 送料別
値段は格安ではありませんが,むちゃくちゃ高いというほどでもないと思います。
(リンク先参照)これがRoshamboの新テイスティング・ルームとなるバスです。いやあ,なかなかかっこいいですね。行ってみたい。
"Come on down to Roshambo this weekend to take a peek at the Roshambus."
Roshambo Winery Blog Ride the Roshambus!
カリフォルニアワインあらかるとでピノの単一畑特集が始まりました。初日はSanta Lucia Highlandsの著名畑。Gary PisoniのPisoniとGary FranscioniのRosella's,Gary'sから11本のワインを紹介しています。一番の目玉はGary Pisoni自身のワイナリであるPisoni Estateでしょう。かつてPisoniの飲み比べをしたときは,「さすがに自分のところはいいブドウを使っているんだなあ」と思いましたから。また,Gary FranscioniのブランドであるRoarも出ています。ここのRosella'sもかなりおいしいです(Rosella'sはほかから出ているのも押しなべておいしいですが)。
【ピゾーニ・エステイト】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2004]
当店通常価格12,000円 のところ
あらかると特価10,800円 (税込11,340円) 送料別
【ピゾーニ・エステイト】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2004]
当店通常価格12,000円 のところ
あらかると特価10,800円 (税込11,340円) 送料別
August Westから案内が来ました。昨年買い損ねたので割り当てが少なく,Graham Family Vineyard Pinot Noir(45ドル)とRosella's Vineyard Pinot Noir(42ドル)だけ希望を募ります。ご希望の方は今週末までに連絡をください。
次の日は,香り2割増し,味わい倍増でした。こりゃうまいわ。感動体験というのとはちょっと違いますが,これなら納得(価格と高評価)です。デカンタしたら初日からよかったのでしょうねえ。
まだグラス1杯半くらい残してありますが,今日は宴会なので飲むのは明日(抜栓後三日目)になります。今度はどう変化しているでしょうか。
まだグラス1杯半くらい残してありますが,今日は宴会なので飲むのは明日(抜栓後三日目)になります。今度はどう変化しているでしょうか。
そういえば紹介していなかったですね。このワイナリはジンファンデルやシラーなどを中心にコスト・パフォーマンスの高いワインを作っています。米国よりは少し高くなりますが,日本でも1000円台で買えるワインがいろいろあります。
何回か飲んだことがありますが,手ごろな価格でしっかりした味わいという点ではお勧めできると思います。
クラインのワインはこちら
何回か飲んだことがありますが,手ごろな価格でしっかりした味わいという点ではお勧めできると思います。
クラインのワインはこちら
RP100点,WS99点,WE100点など,高評価を欲しいままにしているSloan 2002。ここ数年続出した「次世代カルト候補」の中では一歩抜き出た感があります。ということで柳屋で出ていたのを一応紹介しますが,15万円超とさすがに高いです。米国では1000ドル近く出せば入手できるので,お買い得感はありませんが,何が何でも飲んでみたいという人はいかがでしょう。
なお,これを書いている時点で7本完売。2本追加したうちの1本も売れて残り1本になっています。すごいですね。
[パーカー100点] スローン プロプライエタリー レッド 2002
ヤナギヤ特価155,800円 (税込163,590円) 送料別
なお,これを書いている時点で7本完売。2本追加したうちの1本も売れて残り1本になっています。すごいですね。
[パーカー100点] スローン プロプライエタリー レッド 2002
ヤナギヤ特価155,800円 (税込163,590円) 送料別
昨日は誕生日(2X歳になりました)。たまにはちょっといいワインを開けようということで,Araujo Syrah 2002を飲んでみました。
Syrahは,まだ自分にとってなじみが薄いワインです。単純に経験値が少ないというのも事実ですし,Syrahについて語るべき体験をしていないというのもあるでしょう。自分がカリフォルニアにいたころはまだSyrahはワインショップにもあまり入っていなかったというのもあると思います。
で,このワインですが,スミレのような香りがむんむんとして,さすがAraujoといった感じ。ただ,味わいの方は正直「こんなものかな」といったところ。おいしいことはおいしいのですが「こりゃすごい」とは感じませんでした。残念ながらSyrah体験には今回もならなかったかなあ…。Syrahはこれから来ると思っているので,また挑戦してみたいと思います。
Syrahは,まだ自分にとってなじみが薄いワインです。単純に経験値が少ないというのも事実ですし,Syrahについて語るべき体験をしていないというのもあるでしょう。自分がカリフォルニアにいたころはまだSyrahはワインショップにもあまり入っていなかったというのもあると思います。
で,このワインですが,スミレのような香りがむんむんとして,さすがAraujoといった感じ。ただ,味わいの方は正直「こんなものかな」といったところ。おいしいことはおいしいのですが「こりゃすごい」とは感じませんでした。残念ながらSyrah体験には今回もならなかったかなあ…。Syrahはこれから来ると思っているので,また挑戦してみたいと思います。
サンタバーバラの中でも観光客の多い町であるソルヴァングに,ヒット映画「サイドウェイズ」の名を付けたワインバーができました。正式名称は「Tastes of the Valleys, a SIDEWAYS wine bar」。
住所 1672 Mission Drive, Solvang
営業時間 11:00 A.M. ~ 8:00 P.M.
電話 (877) 622-9463.
Au Bon Climatなど15のワイナリの55種のワインをテイスティングできるそうです。1オンス(約28グラム)からテイスティングできるので,いろいろ試すのも良さそうです。ホテルの多い地域なので,歩いて試飲に来れるのが売りだそうです。"Besides being a designated tasting room for Central Coast favorites Au Bon Climate and Qupe, Tastes of the Valleys, a SIDEWAYS wine bar will carry various Pinot Noirs, Chardonnays and various Rhone varietals."
Wine Business - Wine News
住所 1672 Mission Drive, Solvang
営業時間 11:00 A.M. ~ 8:00 P.M.
電話 (877) 622-9463.
ロバート・パーカーが世界の著名ワイナリを紹介している本「ロバート・パーカーが選ぶ[最新版]世界の極上ワイン」(原題は「The World's Greatest Wine Estates: A Modern Perspective」)を読みました。720ページの大著で,うちカリフォルニアには100ページ強割かれています。一番多くのページが使われているのは言うまでもなくフランスで約300ページ。米国は2番目で,3番目のイタリアをわずかに上回っています。
正直に言ってカリフォルニアのワイナリのところだけを目当てに買うにはもったいない本だと思います。他国の著名ワイナリと合わせて読むことで価値が高まるでしょう。
なお,カリフォルニアで取り上げられているワイナリは,Abreu,Alban,Araujo,Beringer,Bryant,Colgin,Dalla Valle,Dominus,Dunn,Harlan Estate,Kistler,Marcassin,Peter Michael,Robert Mondavi,Montelena,Newton,Pride,Ridge,Screaming Eagle,Shafer,Sin Qua Non,Togni。このほか米国ではワシントン州のQuilceda Creekが掲載されています。
各ワイナリ記事の構成は,歴史や醸造法などファクト部分,Parkerによる解説,ワインのレビューの三つからなっています。レビュー部分の比重が案外多く,もっと解説中心かと思っていたのでちょっと意外な感じがしました。個人的にはワイン・レビュー部分は時間の経過と共に風化していきやすいので,風化しにくい解説がもっと充実していた方がよかったのではないかと思いました。例えば,Bryantでワインメーカーが交代した話は解説部分ではなくワインのレビューの中で書かれています。このあたりはちょっと違和感がありました。
とはいえ,全体的に見れば非常によくまとめていると思います。もちろんあまたあるワイナリの中でどうしてこの選択になったのか,というのはいろいろあるでしょうが,それを言い出すときりがないので… 個人的にはそれなりにバランスが取れたよい選択だと思います。
なお,今回読んだのは日本語版ですが,はっきり言って翻訳はぎごちないです。例えば,フランスのシャトー・オー=ブリオンの解説で,ここの白ワインは「生産量が非常にわずかなため,所有者の要請で格付けされたことがない」と書いてありますが,この「格付け」とはパーカーによるレイティングのことでしょう。「格付け」というと別の意味合いに取られそうな気がしました。(この部分は私の勘違いでした)。アラウホの解説の最初の文など「1971年以来,カリフォルニアで最も熟成させる価値がある数本のワインであり,強烈な風味を持つカベルネ・ソーヴィニョンが,ナパ・ヴァレーの北端近くのカリストガのすぐ東にある,評価の基準となる土地に位置するエイゼル・ヴィンヤードで栽培されたブドウから生み出された」とほとんど意味不明です。「評価の基準となる土地」ってなんでしょうか。
ということで,英語が苦手でなければ英語版を買うのもいいと思います。値段もほぼ半額と安いですし。
正直に言ってカリフォルニアのワイナリのところだけを目当てに買うにはもったいない本だと思います。他国の著名ワイナリと合わせて読むことで価値が高まるでしょう。
なお,カリフォルニアで取り上げられているワイナリは,Abreu,Alban,Araujo,Beringer,Bryant,Colgin,Dalla Valle,Dominus,Dunn,Harlan Estate,Kistler,Marcassin,Peter Michael,Robert Mondavi,Montelena,Newton,Pride,Ridge,Screaming Eagle,Shafer,Sin Qua Non,Togni。このほか米国ではワシントン州のQuilceda Creekが掲載されています。
各ワイナリ記事の構成は,歴史や醸造法などファクト部分,Parkerによる解説,ワインのレビューの三つからなっています。レビュー部分の比重が案外多く,もっと解説中心かと思っていたのでちょっと意外な感じがしました。個人的にはワイン・レビュー部分は時間の経過と共に風化していきやすいので,風化しにくい解説がもっと充実していた方がよかったのではないかと思いました。例えば,Bryantでワインメーカーが交代した話は解説部分ではなくワインのレビューの中で書かれています。このあたりはちょっと違和感がありました。
とはいえ,全体的に見れば非常によくまとめていると思います。もちろんあまたあるワイナリの中でどうしてこの選択になったのか,というのはいろいろあるでしょうが,それを言い出すときりがないので… 個人的にはそれなりにバランスが取れたよい選択だと思います。
なお,今回読んだのは日本語版ですが,はっきり言って翻訳はぎごちないです。
ということで,英語が苦手でなければ英語版を買うのもいいと思います。値段もほぼ半額と安いですし。
Clos LaChanceが,モントレーのキャナリー・ロウにあるテイスティング・ルームを閉じ,ロス・ガトスに共同テイスティング・ルームを開設しました。本拠地であるSan Martinのワイナリおよびテイスティング・ルームはそのまま継続します。
新しいテイスティング・ルームはFleming Jenkins Vineyard & Wineryとの共同で開いたものでBackyard Wineriesという名前が付いています。モントレーのテイスティング・ルームでは旅行者が立ち寄るくらいで地元の利用がなかったのに対し,ここではシリコンバレーなど地元客を期待しているようです。
場所はこちら
確かにシリコンバレーですぐ行けるワイナリが増えるのはいいですね。ちなみにClos LaChanceはハミングバードを保護する団体をサポートしていることで,以前紹介しています。
"The new Los Gatos tasting room has replaced the Clos LaChance tasting room in Monterey"
Clos LaChance Closes Monterey Tasting Room, Opens in Los Gatos
新しいテイスティング・ルームはFleming Jenkins Vineyard & Wineryとの共同で開いたものでBackyard Wineriesという名前が付いています。モントレーのテイスティング・ルームでは旅行者が立ち寄るくらいで地元の利用がなかったのに対し,ここではシリコンバレーなど地元客を期待しているようです。
場所はこちら
確かにシリコンバレーですぐ行けるワイナリが増えるのはいいですね。ちなみにClos LaChanceはハミングバードを保護する団体をサポートしていることで,以前紹介しています。
2006年最後のワインと同じはずだったのですが…。意外なことにCoppolaのSofia Blanc de Blancsでした。といってもちゃんと飲んだわけではなく,たまたまデパートにいったらカリフォルニアワインの試飲をやっていてそこで飲んだものです。計7~8種類試飲させてもらいました。プラスチックのコップなので香りはあまり分かりませんが,一応報告ということで。
で,ソフィアですが久々に飲んだ感想としては,ほどよくドライで味わい上々。雑誌で高得点を取るようなタイプではありませんが,万人向けでいいワインだと思います。
ほかによかったのが,GirardのZinfandel 2004。これはふくよかでスパイシー。値段も安かったので迷わず購入しました(ちなみにSofiaも購入)。逆に今ひとつだったのはDon SabastianiのAquinas MerlotとCycles GladiatorのCabernet Sauvignon。どちらもコストパフォーマンスの高さで最近人気が上がっているので期待したのですが,薄くて平板な味わい。値段を考えてもちょっと触手が伸びませんでした。白もいくつか飲みましたが,1000円台で納得できるものがなかなかありません。
最後に,Opus One 2003を試飲(これも無料でした)。いい悪いを評価するような飲み方ではないので特に論評はしませんが,普通においしいワインでした。もうちょっと昔のような個性がほしいかな,とは思いましたが。
ソフィア・コッポラ[2005](スパークリングワイン)
小売価格3,500円
オンライン特価2,660円 (税込2,793円) 送料別
【ジラード】 ジンファンデル "ナパ・ヴァレー" [2004]
スペクテイター98点ワインのウルトラプレミアム請負人監修
あらかると特価3,680円 (税込3,864円) 送料別
オーパス・ワン[2003]750ml
価格17,800円 (税込18,690円) 送料別
で,ソフィアですが久々に飲んだ感想としては,ほどよくドライで味わい上々。雑誌で高得点を取るようなタイプではありませんが,万人向けでいいワインだと思います。
ほかによかったのが,GirardのZinfandel 2004。これはふくよかでスパイシー。値段も安かったので迷わず購入しました(ちなみにSofiaも購入)。逆に今ひとつだったのはDon SabastianiのAquinas MerlotとCycles GladiatorのCabernet Sauvignon。どちらもコストパフォーマンスの高さで最近人気が上がっているので期待したのですが,薄くて平板な味わい。値段を考えてもちょっと触手が伸びませんでした。白もいくつか飲みましたが,1000円台で納得できるものがなかなかありません。
最後に,Opus One 2003を試飲(これも無料でした)。いい悪いを評価するような飲み方ではないので特に論評はしませんが,普通においしいワインでした。もうちょっと昔のような個性がほしいかな,とは思いましたが。
ソフィア・コッポラ[2005](スパークリングワイン)
小売価格3,500円
オンライン特価2,660円 (税込2,793円) 送料別
【ジラード】 ジンファンデル "ナパ・ヴァレー" [2004]
スペクテイター98点ワインのウルトラプレミアム請負人監修
あらかると特価3,680円 (税込3,864円) 送料別
オーパス・ワン[2003]750ml
価格17,800円 (税込18,690円) 送料別
テレビを見ていて,カリフォルニアのブドウ畑みたいな映像だなあと思っていたら,シャープの太陽電池のCMでした。使われていたのはSonomaのCline。2006年7月に全面的に太陽電池化しています。
環境保全意識が高いせいか,ワイナリが太陽電池をインストールする話はときどきニュースで読みます。Clineを手がけた米SolarCraft社はMerryvaleのStarmontシリーズ製造設備にも太陽電池を導入したと,最近発表しています。
CMは映像がきれいなのでごらんになることをお勧めします。
環境保全意識が高いせいか,ワイナリが太陽電池をインストールする話はときどきニュースで読みます。Clineを手がけた米SolarCraft社はMerryvaleのStarmontシリーズ製造設備にも太陽電池を導入したと,最近発表しています。
CMは映像がきれいなのでごらんになることをお勧めします。