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Date: 2006/1231 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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カリフォルニアではなくオレゴンでした。Domaine DrouhinのPinot Noir Willamette Valley 1998です。おととい開けた続きです(残りでないのは,まだ残っているから。つまり来年最初のワインもこれになるでしょう)。

おとといは「ふ~ん」という感じで悪くはないけど特に感動もないワインだったのですが,今日飲んだときは大変身。香りがすばらしく立っていました。味わいの方は酸が多く,比較的すっきりとした感じ。やっぱりカリフォルニアとは大分違っています。オレゴンの実力を思い知らされました。値段も確か3000円台だったはず(コスコで)。
Date: 2006/1230 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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昔からの懸案だったワイナリマップの表示がついにできるようになりました。
ナパのページ
など,各地域の表示ではトップに表示し,
Acacia Winery
などワイナリのページでは左欄のリンクからポップアップで表示するようにしています。
まだ動かしたばかりなので不具合もあるかもしれません。何か見つけたり要望があったらコメントください。
Date: 2006/1228 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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種類は多くないですが良質のカリフォルニアワインを入れている湘南ワインセラーの福袋です。珍しいPeter MichaelのChardonnay La Carriere 2001が入っています。これが米国価格で約160ドル,あとはOpue One 2003(同130ドル),シャンパーニュのエグリ・ウーリエ ブリュット・ロゼNV(同60ドル)。計350ドルですから4万円というのは現地価格並み(シャンパーニュの米価格を現地価格というのは厳しいですが)といっていいでしょう。国内でバラで買ったら5万円が妥当なところだと思います。


【送料無料】湘南ワインセラー豪華福袋4万円!
当店通常価格49,380円 のところ
特別価格40,000円 (税込42,000円) 送料込


なお,Peter Michael La Carriere 2001のテイスティング・ノートをいくつか見ましたが,絶賛する人と今ひとつとする人と2分されていました。Parkerは91-94を付けています。
Date: 2006/1227 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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カリフォルニアを南北に分けたとき中央に当たるのがサン・ルイ・オビスポ。その辺りの地域がPaso Roblesです。パソロブレスと読むのがいいのか,パソロブルスと読むのがいいのか,はたまたパソローブルと読むのがいいのか悩ましいのですが,それはさておき,最近注目の地域の一つです。ここのワイナリ巡りの方法をちゃぶだいゆみさんが紹介しています。
"そして、パソロブレス、ここもなかなか遠くていけないので、こんな機会に訪ねてみたい場所です。"

Chunky Brownie Dynamite: 長いお休みはちょっと遠出

かのTurleyのテイスティング・ルームもあるのでZinfandel好きなら一度は行ってみるべきかもしれません。
ところで私は
私の場合、勘がうまくいき成功した確率は、この道沿いでは0%でした。

で不覚にも噴き出してしまいました。
Date: 2006/1225 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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人気の高いSpenkerのZinfandelが柳屋で送料無料です。1本買ったら12本まで送料かからないので,チャンスかも。


●[コレ1本で送料無料!] スペンカー ジンファンデル エステート ロダイ 2002
インポーター希望小売価格4,300円 のところ
ヤナギヤ特価3,980円 (税込4,179円) 送料込


トモさんからのご指摘で,Pacific Wine Cellars(Wassy'sの別館?)の方が少し安いそうです。それとこちらは現在何を買っても送料無料。全然気がついていませんでした。ということで,こちらも紹介。


スペンカー・ジンファンデル・エステイト[2002]
希望小売価格 4,515円 (税込) を
PWC価格 4,063円 (税込) 送料別

Date: 2006/1222 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Paul Hobbsの"Cuvee Agustina"は娘の名前を付けたワインだけあって気合が入っているはずです(笑)。Chardonnay,Pinotとありますが,Chardonnayが9990円で出ています。米価格で90ドルくらいですから“元の値段が高すぎるかどうかは別として”,お買い得です。

【ポール・ホッブス】 シャルドネ "キュヴェ・オーグスティーナ"
リチャード・ディナー・ヴィンヤード ソノマ・マウンテン [2004]
あらかると特価9,990円 (税込10,489円) 送料別


もう一つはArrowood。こちらはレギュラーのキュベですが,2990円と買いやすい値段。現地では20~30ドルです。前のワインの1/3の価格ですが,味が1/3ということはないと思います。なので僕としてはこちらを一押し。

■5ッ星ワイナリーの希少ワインが現地価格よりお得!
[2000]アローウッド・シャルドネ・ソノマカウンティ
Date: 2006/1221 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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リーデルの脚なしグラス「O」には,乳がんの早期発見の「ピンクリボン・キャンペーン」に売り上げの一部を寄付する「ピンクオー」シリーズがあります。今年はそれにスパークリング・ワイン用が出ました。グラス下部に凹凸を付けた独特のデザインは乳がんを患って,手の力が弱くなった人でも持ちやすいように,とのことです。限定品ですので売り切れないうちにどうぞ。

ーデル ピンク・シャンパン・オー 2客入り
通常価格3,000円 のところ、2007年1月 31日まで
特別価格2,205円 (税込) 送料別
Date: 2006/1221 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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昨日のワイナリ売却のニュースについて,RoshamboワイナリのオーナーであるNaomi Brilliantがブログ・エントリを書いています。
"Many of you may already know that Roshambo Winery is moving out of its current facility at 3000 Westside Road in mid-January. I assure you we are not gone forever. For a year or so, during the construction of our new tasting room, we will temporarily reside in a custom RV that reflects our creative, unconventional spirit."

Roshambo Winery Blog A Letter from our Wine Hero

結論を言うと,ワイナリの施設を売却するのは事実ですが,Roshamboワイナリをやめてしまうわけではありません。1年後には別のテイスティング・ルームを作る予定であり,それまでは「バス住まい」でがんばるそうです。

頼もしい宣言でした。
Date: 2006/1221 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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全米最大のジャンケン大会」の記事で紹介したRoshamboワイナリがSilver Oakに買収されるようです。
"Roshambo, the hipster winery known for its irreverent attempts to reach new wine drinkers, is selling its stylish Russian River facility to Silver Oak Cellars, the upscale Napa Valley cabernet sauvignon specialist."

Silver Oak buying Roshambo Winery | Santa Rosa Press Democrat // News for California

ユニークな言動で注目されるRoshamboですが,実際には財務上に問題でかなり悩んでいたようです。一方,Silver Oakは昨年ナパのワイナリで火事をおこして以来,ワイナリ施設を探していたとのこと。そこでRoshamboを買い取ってワインを造ろうということです。
Date: 2006/1219 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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これは結構お買い得度高そうです。Robert Mondavi WineryのStags Leap District(SLD) Cabernet Sauvignon 2002が5980円。米国でもオークションで50ドルくらいからの価格が付いています。リンク先のページにはパーカーのレビューが載せてありますが,ボルドースタイルのエレガントなカベルネだということで,93点を付けています。レビューを読んでカベルネを飲みたくなったのは久しぶりです。はっきり言って,このワインの上に載っているOverture(11,480円!)を買うんだったら,こっちを2本買ったほうがはるかにお得だと思います。

● 一万円超のリザーヴを凌駕するパーカー93点!
【ロバート モンダヴィ】
カベルネ・ソーヴィニヨン "スタッグス・リープ" [2002]
あらかると特価5,980円 (税込6,279円) 送料別


Date: 2006/1218 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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クリスマス用のワインを注文するなら,流通も考え今日明日には頼まないと危ないかも。ということでおまとめをしておきます。

【何はともあれ泡】
人気の高いアイアンホースはパリ16区で安いです。現地価格並みの2980円。

アイアン・ホース ウエディング・キュヴェ[2002]
【年末特別価格】
小売価格6,300円 のところ
価格2,980円 (税込) 送料別


泡はこれで決まり,という感じもありますが「チャブダイ」Yumiさんもお勧めのソフィアも人気です。普段ワイン飲まない人と一緒に飲むならこっちの方が飲みやすいかも。
ソフィア・コッポラ[2005](スパークリングワイン)
小売価格3,500円
オンライン特価2,660円 (税込2,793円) 送料別


全然関係ないけどスパークリング・ワインを「スパーク」と略すのだけはやめてほしい今日このごろ。

【せっかくだからちょっといいワインを】
Wassy'sのセールはかなりいいワインばかりそろっていて,格安です。


カリフォルニアワイン セール品


あえて,どれか一つというのなら,ここは希少性でシン・クア・ノンなんてどうでしょう。米国でも200ドル近くしますから,格安です。
シン・クア・ノン・ザ・ブーツ[2000]
小売価格30,000円 を
【30%OFF】特価19,800円 (税込20,790円) 送料別


【どんとマグナム】
パーティだったら,普段飲む機会のないマグナムボトルも,映えるでしょう。今年パリテイスティング30周年で1位をとったRidgeの各種マグナムをヒラオカがそろえています。

リッジ
カリフォルニア リットンスプリングス [1998]【1500ml】
価格10,300円 (税込10,815円) 送料別

Date: 2006/1215 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Crushpadが絶好調のようです。3年目の今年までトータルで1万5000ケースのワインを作り,ブランド数は400超。一番ブランド数が多いワイナリになったそうです。
"This represents over 400 distinct wines, making Crushpad the world's leader in wine brand creation."

Crushpad Breaks Land Speed Record for Wine Brand Creation

年間300トンのブドウを処理するというのですからかなりのもの(のような気がします)。ナパさんのCh. Igai Takahaもここで作っていますが,品質は相当高いと思います。

お金があったらいつかは作ってみたいですねえ。
Date: 2006/1213 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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テロワールを重視したエレガントなワイン作りを行っていることで「濃い濃い」系のピノを苦手とする人にも人気が高いArcadian。日本にも入ってきているんですねえ。値段も,米価格よりはやや高いですが,まあ我慢できる線かと思います(スリーピー・ホローのピノ35ドルが4980円)。

アルカディアン
ピノ・ノワール スリーピー・ホロー・ヴィンヤード[2002]
価格4,980円 (税込) 送料別
Date: 2006/1213 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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シリコンバレー地方版の別館?「Chunky Brownie Dynamite」(通称:チャブダイ)で,玄関口・お勝手口が紹介されました。Yumiさんありがとう。
"ここから始まりました。"

Chunky Brownie Dynamite: ここから始まりました。

シリコンバレーの情報を仕入れて何の役に立つというわけでもないのですが,チャブダイ愛読しています。特に底姐さん。
Date: 2006/1211 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・イン・スタイル(旧wine.com)で半額セールをやっています。先日紹介したCycles Gladiatorも1000円を切ったりしてうれしい(繰り返しますが,ピノがないのが残念)。下のリンクから「ワインインスタイル直輸入ワイン、アウトレット50%OFFセール開催」でどうぞ。


Date: 2006/1211 Category: 読書感想
Posted by: Andy
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たまには読んだ本の感想を。大した本は読んでいないし,特に新刊本はほとんど買わないので,古い本ばかりになると思いますが,思い出したときに書いていきたいと思います。

で,この本ですが,第二次世界大戦の後約5年間の沖縄を見事に描き出しています。主人公である「金城夏子」はウミンチュの町として知られる糸満の生まれ。フィリピンでの短い結婚生活(相手は与那国の男性で戦死)の後,戦後与那国・台湾・香港・沖縄本島・さらに近畿地方をまたにかけたた密貿易にその身を置きます。綿密な情報収集と先を読む力で多くの人に尊敬され,まさに「親分」的存在だったようです。

夏子さんは多くの人に勇気と力を与えましたが,三十台半ばで亡くなり,築いた会社も人に売られ,歴史の闇に埋もれるところでした。12年にもわたる聞き込みからここまで夏子さんの人生を再現した,作者は立派です。


Date: 2006/1210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昨日,Wine Enthusiast誌の年間ランキングで異例と言ってもいいほど高額のワインが入っていたことを書きましたが,そのワインSloan 2002が柳屋のセールで出ていました。ただしセールといっても15万5800円! 米国で800ドル台なら買えそうなので,大分高いですが…

飲む機会は永久にないでしょうが,気になるワインの一つではあります。なおWine Advocate(Robert Parker)は100点満点,Wine Spectatorは99点を付けているので,味は折り紙付きです。

●[パーカー100点] スローン プロプライエタリー レッド 2002
ヤナギヤ特価155,800円 (税込163,590円) 送料別
Date: 2006/1209 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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12月ともなると,いろいろと年間トップ何とかの発表もあればセールワインも多いなど,まじめに書こうとすると逆にネタが多すぎて困ることもあるほど。というわけで,今日はいくつかのネタをまとめてアップ。

●SF ChronicleのWinemaker of the YearにRidgeのPaul Draper
この人に関して言えば,実力は誰しも認めるところですし,何を受賞しても当然という感じがします。今年は特にParis Tastingから30年のリマッチでトップを取って注目されました。

Ridge Monte Belloを検索

●Winemaker to Watchが面白い
SF Chronicleの記事ではWinemaker to Watch(注目のワインメーカー)がかなりユニークです。HonigのKristin Belair,Hahn EstatesのAdam LaZarre and Paul Clifton,Mitchell Katz WineryのMitchell Katz,SiduriのAdam & Diana Lee,L’Uvaggio di GiacomoのJim Moore。耳慣れない名前が多いと思いますが,Mitchell KatzはなんとLivermoreのワイナリ,L’Uvaggio di Giacomoはイタリア品種専門のワイナリです。

この中でSiduriはおなじみですが,Hahnも「安旨」部門ではそこそこ知られています。僕もよく買うRex-Goliathの産みの親であり,このブランドを売却してからはCycles Gladiatorという新たなブランドを作り,これも注目されています。日本でも柳屋や京橋ワインで売っていますが,ピノが入っていないのが残念なところです。

サイクルズ・グラディエーターを検索

●柳屋のセールに注目のRoesslerが
ピノの新星の一つRoesslerの中でも上級品であるGriffin's Lairが出ています。値段はちょっと高いですが,233ケースという生産量を考えればまあ仕方ないところかも。

ロースラー ピノノワール "グリフィンズ・レイヤー" 2004
ヤナギヤ特価7,980円 (税込8,379円) 送料別


●パリ16区のセールではコルギンが入荷
パリ16区の巨大カリフォルニアワインセールで,いくつかレアアイテムが入荷しています。KistlerやMarcassinなどもありますが,価格的にお買い得感があるのはColginのIX Red。米国でも300ドルくらいします。

コルギン IX プロプライエタリー・レッド エステイト[2003]
小売価格47,250円 のところ
価格30,000円 (税込) 送料別


●Wine Enthusiast誌で2006トップ100が発表
最近評価が高まっているというWine Enthusiast誌でトップ100が発表されました。1位がDe LoachのPinot,2位がCh. St. JeanのReserve Chardonnayというオリジナリティあふれるラインナップ。比較的コストパフォーマンスがいいワインが中心のなかで245ドルというSloan 2002が入っていたのも気になりました。よほどおいしかったのでしょう。日本に入ってきているワインがほとんどなかったのが残念。

Date: 2006/1208 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Loring Wine CompanyPali Wine Co.がLompocに新しい醸造設備を作っていることが明らかになりました。テイスティング・ルームができるかどうかは未定ですが,作られる可能性はあるそうです。
"Lompoc is an up-and-coming wine-making area and it is generally favorable to the development of wineries"

Winery expansion planned-The Lompoc Record

近隣のBuelltonなどに比べるとLompocはワイナリを作るための条件がゆるく,市側もワイナリを誘致したい考えだとのこと。昨日紹介したワイン・センターのことなどもあり,数年後にはLompocがSanta Rita Hills周辺のワイナリの中心地になっているのかもしれません。
Date: 2006/1207 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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2007年オープン予定だそうです。とはいえ,まだ看板が立っているだけのようなので,どうなるんでしょうね。
"A large sign on the lot facing North L Street indicates preliminary plans for a project called the Santa Rita Hills Wine Center. A line on the sign above the project name reads “Coming in 2007.”"

The Lompoc Record
Date: 2006/1207 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ちょっとひまねたっぽいですが,O'Brien Cellarsというワイナリがオンライン販売の売り上げの20%を同性結婚の基金に寄付するそうです。
"O'Brien Cellars, a brand of O'Brien Family Vineyard, said Tuesday it's started a "progressive" philanthropic program to donate 20 percent of revenues from its online Equality Wine Store to a civil rights group that supports an end to California's ban on same-sex marriage."

Napa winery to donate funds to support gay marriage - San Francisco Business Times:

ワインの愛好者たちが結婚の平等をサポートする機会を作るのだとか。良い悪いではなく,さすがカリフォルニアだ,と思いました。
Date: 2006/1206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Williams-Selyem Sonoma Coast Pinot Noir 1996,Cask 23 2003,Lail John Daniel Cuvee 2002の三つでした。コストパフォーマンス的にはもう一つな感じです。

【歳末特別企画:カルト放出Week】,毎晩7時スタートだそうです。テーマはオールド・ビンテージ,マニアック,ハイスコアだそうです。多分Cabが中心でしょうね。思い出したら後で報告します。
Date: 2006/1205 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今日から「パリ16区」でカリフォルニアワインの大セールが始まりました。あまりにも膨大なので,まだ全部は見ていませんが,悔しいことに,これはというのは大部分が完売。その中で見つけたのがハーランの新プロジェクト「Bond」の下のラインMatriarch。2001年は米国で150ドル以上,2000年でも100ドルは下回りませんが,どちらも1万2800円です。これは文句ないでしょう。


ボンド メイトリアーク レッドワイン[2001]
価格12,800円 (税込) 送料別
Date: 2006/1203 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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神楽坂のs.l.oで開かれたCWFC7周年ワイン会に出席してきました。久しぶりに夫婦で参加したのですが,考えてみれば6年ぶり。1周年記念の椿山荘以来です。

今回は着席のワイン会で,いつもよりも落ち着いた雰囲気で料理とワインを楽しみました。せっかくカメラを買ったので,料理の写真なども撮りましたが,やはり料理を撮るのは僕には向いていないようです。皿が運ばれてきた瞬間から,食べることしか考えていないのですから。同じテーブルのヒロさんに「写真,写真」と言われてようやく撮る始末でした。

Wine:Ch. igai Takaha Chardonnay Jewel Wish 2005 (Welcome Wine)
ナパさん,オリジナルワインの白。Bien Nacidoのブドウを使っています。まだちょっと堅い感じがしましたが,きれいないいピノシャルドネです。

アミューズ:フルーツトマトと自家製ハムのサラダ
写真ありません(^^;)。フルーツトマトが甘くておいしい。
代わりに自家製パンの写真を掲載
パン

Wine:Iron Horse Sparkling Wedding Cuvee 2002 (Kampai)
定番です。おいしい。

前菜:ホタテ・ムール貝・ズワイガニとちぢみほうれん草のキッシュ
アミューズ
カリッと焼けたホタテがおいしい。キッシュはそれほど好きじゃないけどこれはよかったです。

Wine:Rochioli South River CH 1998
6年経っているだけに,色は黄金色,味はややひねた感じが出ています。時間が経つとひねた感じが落ち着いて,よりおいしくなりました。

Blind(白):Babcock Chardonnay 2004 Santa Rita Hills
Jewel WishにかけてBien Nacidoのワインを出してくるだろうという読みはもろくも外れました。レモンのようなさわやかな香りと,濃い果実味が共存しているおいしいシャルドネ。

パスタ:地鶏モモ肉とゴボウの“ミッレリーゲ(リガトーニ)"ビアンコ
パスタ
ゴボウがおいしい,さっぱりしたパスタ。鶏も地鶏モモとは思えないほど柔らかい。
ワインはここから赤
Wine:Ch. igai Takaha Pinot Noir Divine Wish 2005
ナパさんのワイン第2弾。RRVのAmber Ridgeのブドウを使ったピノ。ワインメーカーはBrian Loring!。これはとてもおいしい。香りがすばらしいし,きれい。2005年でもうこれだけおいしいとはちょっとびっくり。

Wine:Sea Smoke Pinot Noir Botella 2004
これは濃い~ピノ。カベルネのごとくしっかりしています。さすが人気のピノだけあって,これもおいしい。Sea Smokeのラインナップでは一番下ですが,そんなことはみじんも感じさせません。

Blind(赤):Foxen Pinot Noir Sea Smoke 2004
一口飲んで,前のSea Smokeをさらに濃く,強くしたような感じがしました。この時点でピンポイントでこのワインに決定。最後ジャンケンに負けてしまったのが残念でした。

メイン:鴨のローストゆず風味のソース
     群馬県ホシノ農家さんの作るお野菜のグリル添え
メイン
抑え目にゆずを効かせた鴨もおいしいし,ホシノさんの野菜も微妙な火の通し加減で野菜自体の味が引き立っていました。ボリュームもたっぷり。これはおいしい。

Wine:Portfolio 2002
カベルネとしてはとてもおいしいと思います。ただ,今日のラインナップでは前のピノ三つの魅力が大きく,ちょっと影が薄くなってしまったのが可哀想でした。

デザート:青森りんごのタルトタタン
デザート
デザートワイン:Santa Barbara Zinfandel Essense 2003
このブログでも何度も紹介したデザートワインですが,酸味と甘みのバランスがよく,デザートのタルトタタンともよくマッチしていました。

ワイン
Date: 2006/1201 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ワインの味を表現するときに「ミネラル」ということばを使うことは珍しくありません。パーカーも使いますし,僕でさえ使うことがあります。ところがこの「ミネラル」の由来となるとよく分かっていません。そこに一石を投じる記事がWines & Vinesに載りました。
"minerality is only vaguely defined and not well understood. In fact, the one thing we do know is that it has very little to do with minerals."

The Myth of

これによると,ミネラルを感じさせる物質は発見されておらず,発酵時に添加するSO2から生じる硫化物が原因ではないかとしています。

テロワリストにとっては身も蓋もないような意見で,これに対してブログZinquisitionが異を唱えています。
"I think most of the minerality I have tasted results from higher levels of acid salts present in the finished wines, and is therefore primarily dependent on climate & viticultural practices."

The Zinquisition: Another nail in the minerality coffin!

どちらが正しいのでしょうか?