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Date: 2014/0428 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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キスラーのピノ・ノワールが珍しく税込み1万4000円未満で出ています。柳屋によると正規輸入ものだということです。エノテカで1万4000円くらいで売られているので、多分輸入元はエノテカなのでしょう。

キスラーもシャルドネはそこそこ価格がこなれて来ましたがピノ・ノワールはまだかなり高い印象があります。今回の価格も国内としてはおっと思うくらい安いですが、同じワインが米国では60ドル台で売られていますから、割高感が全くないかというと、やっぱりちょっと高いかなという気はします。

とはいえ、キスラーのピノ・ノワール、特に若いときはすごく美味しいと思います。値段を見なければ買いたいワインではあります。



これくらい出すのならもうちょっとほかのピノ・ノワールがいいな、という方にはリヴァース・マリーのオキシデンタル・リッジ、お薦めしておきます。分かりやすい美味しさで、リヴァース・マリーの中ではキスラーのスタイルに近いような気がします。
Date: 2014/0424 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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中川ワインから、新入荷ワインの試飲会の案内をいただき、参加してきました。このブログでも何回か書いているBedrock(ベッドロック)や、ピノ・ファン大注目のRivers-Marie(リヴァース・マリー)の一挙6種類試飲など、いろいろ興味深かったのですが、この日一番の驚きはKosta Browneのマイケル・ブラウンによる新プロジェクトCirq(サーク)でした(過去記事:マイケル・ブラウンの新プロジェクト「Cirq」のワインが日本入荷も参照)。
cirq
とにかくバランスがいい。もちろん若いワインで落ち着いていない部分はあるのですが、全体として見れば極めて良く調和が取れたワインになっています。Kosta Browneのピノがカリフォルニアらしいというか、シラーっぽいというか、甘味を強調したような作りなので、その延長線上にあるのかと想像していたのは大違いでした。

最大の難点は価格ですが、もしかしたら数年後には「前は2万円で買えたのにねえ」なんて思っていそうな気もしたのでした。

Date: 2014/0418 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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バイロンが作る「IO」、在庫発掘で現地価格以下という記事で紹介した2004年のバイロンIO、タカムラにも入荷しました(が、すぐに売り切れそうです)。

値段は税込みで2786円と柳屋よりさらに安いです。ちなみにWine-Searcherで検索すると45.99ドルと出ます(笑)。

柳屋も少し残っているようなので、この機会にぜひどうぞ。

Date: 2014/0415 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋限定で入荷しているシェブリオ(Chevriot)なるワイン、先日売りだしたときに買って飲みましたが、意外なほど美味しかったです。とても1000円台とは思えない味わいでした。2980円と言われても納得したでしょう。今日、追加入荷されていたので、お薦めさせていただきます。

詳しくはサイトに書いてありますが、このワイナリ、ケンダル・ジャクソンのグループで、ワイナリの在庫に眠っていた2007年のものだったそう。余り物扱いだったので日本の輸入元に安く入ったようです。

多分、数年の熟成で甘みと酸味のバランスがすごくよくなっています。これ以上寝かすyりも、買ってすぐに飲んでしまうのがいいでしょう。

2000円以下でピノをお探しならぜひお試しを。


Date: 2014/0412 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ポートフォリオは、元オーパス・ワンの醸造責任者で、現在はロバート・モンダヴィでTo Kalonのプロジェクトを率いるジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズさんが、芸術家であるご主人のリュックさんと営むワイナリです。自宅の片隅をワイナリとして、ごく少量だけ作られる、いわゆる「ガレージ・ワイン」。多い年でも250ケース(3000本)しか作られません。

かつてはオーパス・ワンに使われていたHendry Block 8のブドウなどを使い、大きなワイナリでは考えられないほど細部にまでこだわって作られたワインは、日本に初めて登場した2000年ころから「オーパス・ワンより上」と言われていました。

当時は値段もオーパス・ワンを大分上回っていましたが、現在は逆転。オーパス・ワンよりも安く買えるようになりました。ここ数年はレストランへの販売がほとんどで、小売には出回っていなかったのですが、久しぶりに「カリフォルニアワインあとりえ」に入っています。

他のナパのプレミアムなワインに引けをとらない品質のワインです。今となってはむしろ割安に感じられます。

Date: 2014/0411 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コスタ・ブラウン(Kosta Browne)のマイケル・ブラウン(Michael Browne)による新しいプロジェクト「Cirq」(サーク)のワインが日本に入ってきました。本ブログでは「これから伸びてきそうなカリフォルニアのワイナリ」という記事で紹介しています。

Cirqというのはサーカスのフランス語。「シルク・デュ・ソレイユ」のシルクと同じです。

Kosta BrowneはDan KostaとMichael BrowneがJim Costelloという人と共同で設立したワイナリですが、2009年に株式の大半を売却しています。その資金で畑を購入したのが今回のCirqにつながっています。

マイケル・ブラウンは依然としてKosta Browneのワインメーカーも務めていますが、どちらに思い入れがあるかといえば、それは間違いなくCirqでしょう。今後が注目されるワイナリです。

なお、入荷量はわずかなので、買うなら悩んでいる暇はなさそうです。

Kosta Browneについては「Kosta Browne Winery: ピノ時代の寵児になった21世紀的ワイナリ」もご覧ください。

Date: 2014/0410 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Sine Qua Non(シネ・クア・ノンあるいはシン・クア・ノン)のシラーとグルナッシュが日本に入ってくるようになったのは2005年のAtlantisからなので、早くも7ヴィンテージ目になります。相変わらずの高評価を続けているワインですが、値段は当時から変わらず3万円前後。米国の流通価格でも平均300ドル前後ですから、日本の価格はかなり安く感じます。

また、オーパス・ワンがこの間に値段が倍増したり、ナパのカベルネ・ソヴィニョンが値上がりを続けている中で、むしろ割安感を感じるようになってきています。

今回のDark Blossom(ダーク・ブロッサム。このシリーズは毎年シラーとグルナッシュで同じ名前のワインが作られます)はWine Advocate誌の評価でどちらも96~98点。

名実ともにカリフォルニアのシラー/グルナッシュでトップと言っていいでしょう。セラーと財布に余裕があったら、ぜひ両方ほしいところです。

Wassy'sは送料込みでこの値段。安いです。