ロバート・パーカーが初めてカリフォルニアのピノ・ノワールに100点を付けたのは、まだ記憶に新しい昨年末のこと(カリフォルニアのピノ・ノワールにパーカーが初の100点)。ピーター・マイケルのクロ・デュ・シエル(Clos du Ciel)2010年とマ・ダンジューズ(Ma Danseuse)2010年がそのワインでした。どちらも2009年からワインを作り始めたソノマ・コーストにある自社畑のブドウを使っています。
国内小売としては、それ以降初の自社畑ものが入荷しています。ただし、3つある自社畑のうち100点を取っていないル・カプリスだけです。ただ、これもポテンシャルはほとんど変わらない上、良ヴィンテージの2012年ですから、入手する価値は大きいでしょう。
税抜で1万円台というのは、マーカッサンやキスラーの上級キュベと比べたらまだお買い得感があります。
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 エステイト ピノノワール "ル・カプリス" フォートロスシーヴュー, ソノマコースト
シャルドネも100点は時間の問題のような気がします。
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 シャルドネ "ベルコート" エステイト ナイツヴァレー [2012]
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 シャルドネ "ラ・キャリエール" エステイト ナイツヴァレー [2012]
国内小売としては、それ以降初の自社畑ものが入荷しています。ただし、3つある自社畑のうち100点を取っていないル・カプリスだけです。ただ、これもポテンシャルはほとんど変わらない上、良ヴィンテージの2012年ですから、入手する価値は大きいでしょう。
税抜で1万円台というのは、マーカッサンやキスラーの上級キュベと比べたらまだお買い得感があります。
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 エステイト ピノノワール "ル・カプリス" フォートロスシーヴュー, ソノマコースト
シャルドネも100点は時間の問題のような気がします。
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 シャルドネ "ベルコート" エステイト ナイツヴァレー [2012]
●正規品 《ピーターマイケル・ワイナリー》 シャルドネ "ラ・キャリエール" エステイト ナイツヴァレー [2012]
やまやの楽天ショップがあるのは知っていましたが、ちょっと見てみたら送料無料で値段も安いです。しかも5月中はポイント10倍。すなわち実質1割引。
例えばこれ、シミのランドスライド・カベルネ・ソヴィニョンが3000円。つまり実質2700円で税込送料込みなのです。
Wine Advocate誌で96点のカレラ・ミルズ2010も6151円。実質5500円。
カレラのセントラルコーストピノ・ノワールの3000円も今はいいところでは?
Stag's LeapじゃないStags' Leapの方のプチ・シラーなんていうちょっと珍しいワインもありました。
やまやのリンクはこちら
例えばこれ、シミのランドスライド・カベルネ・ソヴィニョンが3000円。つまり実質2700円で税込送料込みなのです。
Wine Advocate誌で96点のカレラ・ミルズ2010も6151円。実質5500円。
カレラのセントラルコーストピノ・ノワールの3000円も今はいいところでは?
Stag's LeapじゃないStags' Leapの方のプチ・シラーなんていうちょっと珍しいワインもありました。
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人気のカレラ・ピノ・ノワールですが、単一畑ものの2011年が入ってきています。2011年は冷涼で生産量が少なかった年。カレラでは1/3も減っているとのことです。それに合わせてというか、それ以上に輸入量も少なく、今年は争奪戦が起こるかもしれません。特に、一番人気のジェンセンについては相当厳しいことになりそうです。
とりあえず、今のところ入っているのはドゥ・ヴィリエとライアン。ドゥ・ヴィリエも以前は3000円台で買えることもありましたが、今では税込で5000円を超えるのが当たり前。6000円超も珍しくありません。ライアンはさらに1000円くらい高くなりますが、個人的にはドゥ・ヴィリエに乗りたいところ。ここはかなりポテンシャルの高い畑だと思います。
このドゥ・ヴィリエはかなり安いです。輸入元はジャルックス。
ライアンでは今のところここが最安。
とりあえず、今のところ入っているのはドゥ・ヴィリエとライアン。ドゥ・ヴィリエも以前は3000円台で買えることもありましたが、今では税込で5000円を超えるのが当たり前。6000円超も珍しくありません。ライアンはさらに1000円くらい高くなりますが、個人的にはドゥ・ヴィリエに乗りたいところ。ここはかなりポテンシャルの高い畑だと思います。
このドゥ・ヴィリエはかなり安いです。輸入元はジャルックス。
ライアンでは今のところここが最安。
サンタバーバラの有力ワイナリとして、かつてはかなりの人気があったByron(バイロン)。そこでリザーブものの位置付けだったIO(イオ)のワインがワイナリ在庫発掘で出てきたのはことしの3月のこと(過去記事「バイロンが作る「IO」、在庫発掘で現地価格以下」参照)。
そのIOの発掘ワインに単一畑のシラーが追加されました。前回がシラー系の「ローヌ・ブレンド」だったのに対して、こちらはシラー100%。元々のワイナリ価格の50ドルや日本でのインポーター価格9500円は両方に共通です。それが1/3以下の税込約3000円なのですから、ありがたいことです。
カリフォルニアのシラーで10年以上熟成したものを入手できる機会はあまり多くないので、そういう意味でも貴重です。
そのIOの発掘ワインに単一畑のシラーが追加されました。前回がシラー系の「ローヌ・ブレンド」だったのに対して、こちらはシラー100%。元々のワイナリ価格の50ドルや日本でのインポーター価格9500円は両方に共通です。それが1/3以下の税込約3000円なのですから、ありがたいことです。
カリフォルニアのシラーで10年以上熟成したものを入手できる機会はあまり多くないので、そういう意味でも貴重です。
Aubertの2012年ものが国内入荷されています。カリフォルニアのシャルドネ/ピノ・ノワールのプロデューサーとしてトップ5に入るといって差し支えないと思うこのワイナリ、個人的にはピノ・ノワールよりもシャルドネかなあと思ってます(ピノ・ノワールも十分おいしいですが)。
今年の初頭に2011年ものをひと通り試飲させていただく機会があったのですが、その中で群を抜いていたのがシャルドネのローレンでした。
Wine Advocateの評価ではローレンの2011は95点、2012年は98~100点と過去最高になっています。2011年をレビューしたAntonio Galloniは、樹齢が若いから今後もっと良くなるだろうと言っています。
将来はMarcassinのMarcassinにも匹敵するくらいになるかもしれません。
なお、WAでの2003年以降のレイティングは96,97,98,96,98,97,95,96,95,98-100と、もはや100点が出るのを待つのみといった感じです。
2012年以外も紹介しておきます。
今年の初頭に2011年ものをひと通り試飲させていただく機会があったのですが、その中で群を抜いていたのがシャルドネのローレンでした。
Wine Advocateの評価ではローレンの2011は95点、2012年は98~100点と過去最高になっています。2011年をレビューしたAntonio Galloniは、樹齢が若いから今後もっと良くなるだろうと言っています。
将来はMarcassinのMarcassinにも匹敵するくらいになるかもしれません。
なお、WAでの2003年以降のレイティングは96,97,98,96,98,97,95,96,95,98-100と、もはや100点が出るのを待つのみといった感じです。
2012年以外も紹介しておきます。
今の春に日本輸入開始になったベッドロック(Bedrock)、最初に入荷された2種のワインはいずれも輸入元完売。店頭在庫だけになったようです。このブログでも一押しのワインとしていましたので完売は嬉しいです。一方で、まだ飲んでいない方は店頭にあるうちにお早めに入手をお薦めします。
Bedrock Wine: 5歳からワインを作る天才の夢を載せるワイナリ
ついに来た!「天才」Morganが作るBedrockが国内正式輸入開始
最近飲んだワイン――ベッドロック、オールド・ヴァイン・ジンファンデル2012
今回輸入されたオールド・ヴァインとロレンツォで、お薦めはロレンツォ。オールド・ヴァインも美味しいですが、ロレンツォは複雑さや味の広がりで一歩上。Wine Spectatorでも94点と非常に高く評価されています。しばらく熟成させて飲んでもすごく美味しそうな気がします。
なお、ロレンツォの畑はDry Creek ValleyのTeldeschi(テルデスキ)Vineyard。父親Joel Petersonが作るRavenswoodのテルデスキと飲み比べたりするのも面白いでしょうね。
Bedrock Wine: 5歳からワインを作る天才の夢を載せるワイナリ
ついに来た!「天才」Morganが作るBedrockが国内正式輸入開始
最近飲んだワイン――ベッドロック、オールド・ヴァイン・ジンファンデル2012
今回輸入されたオールド・ヴァインとロレンツォで、お薦めはロレンツォ。オールド・ヴァインも美味しいですが、ロレンツォは複雑さや味の広がりで一歩上。Wine Spectatorでも94点と非常に高く評価されています。しばらく熟成させて飲んでもすごく美味しそうな気がします。
なお、ロレンツォの畑はDry Creek ValleyのTeldeschi(テルデスキ)Vineyard。父親Joel Petersonが作るRavenswoodのテルデスキと飲み比べたりするのも面白いでしょうね。
ハーラン・エステートのビル・ハーランが第2のプロジェクトとして始めたのがBond。Bondのワインはナパの素晴らしい単一畑を基本としていますが、唯一それらの畑のブレンド品として作られているのがMatriarch(メイトリアーク)です。その新ヴィンテージ2010が柳屋に入ってます。
畑の出自は同じですが、比較的早飲みできるようなスタイルに仕上げており、価格は単一畑の1/3くらいですから、とてもお買い得な一品です。もちろん、Bondの各畑の個性は分からなくなってしまいますが、非常によくできたナパのカベルネ・ソヴィニョンと言っていいと思います。
日本での価格も米国とほとんど遜色ないレベル。そういう意味でもお買い得なワインです。
なお、WAのレビューでは91点。単一畑がいずれも95点以上取っているヴィンテージであることを考えるとちょっと見劣りしないとも言えないですが、単一畑ものは飲み頃が2018年以降とかなので、スタイルの違いと考えた方がいいと思います。
畑の出自は同じですが、比較的早飲みできるようなスタイルに仕上げており、価格は単一畑の1/3くらいですから、とてもお買い得な一品です。もちろん、Bondの各畑の個性は分からなくなってしまいますが、非常によくできたナパのカベルネ・ソヴィニョンと言っていいと思います。
日本での価格も米国とほとんど遜色ないレベル。そういう意味でもお買い得なワインです。
なお、WAのレビューでは91点。単一畑がいずれも95点以上取っているヴィンテージであることを考えるとちょっと見劣りしないとも言えないですが、単一畑ものは飲み頃が2018年以降とかなので、スタイルの違いと考えた方がいいと思います。
オンラインWassy'sに1999年のオー・ボン・クリマ ヒルデガードが出ています。一人3本までの限定。
ヒルデガードは白のブレンド。オー・ボン・クリマの中でもフラグシップのワインに付けられる青いラベルの1つです。
オー・ボン・クリマのオーナーであるジョン・クレンデネンは、たびたび来日していますが、先日ピノ・ノワールのフラグシップの1つであるノックスの全ヴィンテージを試飲するといった会があり、そのときに供されたワインの1つがこのヒルデガード1999だったそうです。
オンラインWassy'sの店長であるハダノリさんが、それに感動してジョン・クレンデネンに直接交渉。みごと輸入されたというのが今回の経緯です。つまり、オー・ボン・クリマのワイナリから直接送られて来たもの。
これは気になります。もちろん数は限定なのでお早めに。
ヒルデガードは白のブレンド。オー・ボン・クリマの中でもフラグシップのワインに付けられる青いラベルの1つです。
オー・ボン・クリマのオーナーであるジョン・クレンデネンは、たびたび来日していますが、先日ピノ・ノワールのフラグシップの1つであるノックスの全ヴィンテージを試飲するといった会があり、そのときに供されたワインの1つがこのヒルデガード1999だったそうです。
オンラインWassy'sの店長であるハダノリさんが、それに感動してジョン・クレンデネンに直接交渉。みごと輸入されたというのが今回の経緯です。つまり、オー・ボン・クリマのワイナリから直接送られて来たもの。
これは気になります。もちろん数は限定なのでお早めに。
カリフォルニアでソヴィニョン・ブランで有名なワイナリといえば、スポッツウッド、メリー・エドワーズなどと並んで出てくるのがロキオリです。
ファンの中ではロキオリで一番ソヴィニョン・ブランが好きという話が出るほどの人気ワインです。
この機会にどうぞ。
ファンの中ではロキオリで一番ソヴィニョン・ブランが好きという話が出るほどの人気ワインです。
この機会にどうぞ。