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Date: 2014/1230 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋で2015年1月4日までポール・ラトーが送料無料になっています。なお、店はこの日まで年末年始休業なので、発送は1月5日以降になります。

ポール・ラトーのワイン、値段は1ランク上ですが、味わいもそれを裏切らないものです。品が良くてきれいなワイン。それでいて奥深さもあります。この機会にどうぞ。

ちなみに個人的に今年のベスト・シャルドネはポール・ラトーの「心」だったかと思っています(Paul Latoの新作は「心」、シャルドネとピノ・ノワールを試飲)。


Date: 2014/1225 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋でドメーヌ・カーネロスの「Vintage Brut」が安くなっています。通常2980円が年内は2380円。米国で買うよりも格安です。

ちなみに、ここの最上級Le Reveも米国で買うよりずっと安くなっています。高品質のスパークリング・ワインを飲みたい人にはお薦めです。


Date: 2014/1219 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サンタ・バーバラで優秀なカベルネ・ソーヴィニヨンを作るワイナリー「スターレーン」。先日お薦めワインの記事にも書きましたが、5000円台で買えるカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではベストの1つだと思ってます。また、2009年に作られたHappy Canyon AVAを代表するワイナリーでもあります。

ここのワインの基本ラインナップはカベルネ・ソーヴィニヨンのほか、上級編のアストラル、ソーヴィニョン・ブランとシンプルなのですが、オンラインWassy'sに「スリーセインツ67」という謎のワインが入荷しています。

このワインが作られた2007年はカベルネ・フランの出来がよく、アストラルでは通常90%程度カベルネ・ソーヴィニヨンを使うところ、フランの比率を増やしたそうです。

それで、アストラルとカベルネ・ソーヴィニヨンのセカンドワインとして作ったのがこのワイン。67というのはカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド比率。カベルネ・フランも15%と結構多く入ってます。

これで3500円は格安だと思います。

ちなみに、店長のハダノリさんが、スターレーンを訪問したことで、特別に入れてもらったものだとか。Wassy's限定です。

Date: 2014/1214 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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スパークリング編に続いて、スチル・ワイン編です。自信を持ってお届けするセレクションです。

まずは1000円台から。クリスマスにこの価格帯のワインを選ぶのはパーティ向けかなと思うので1本あたり1500円しない、送料込みの3本セットで。さらに割安の5本セットものもあります。ガイザーピークはコスト・パフォーマンスの高さでは定評のあるワイナリー。


スパークリングでも紹介したソフィア・コッポラのロゼ。こちらはスパークリングではありませんが、ボトルの綺麗さでは負けていません。


カレラのセントラル・コースト・ピノ・ノワールは年々品質が上がっていっています。昔は「安かろう、…」と思っていたのですが、この価格帯のピノ・ノワールとしては十分すぎるほどの品質でしょう。SFクロニクルの年間トップ100にも選ばれています。


カレラのキュベVはセントラル・コーストの自社畑の若いブドウの木のワインをブレンドしたもの。セントラル・コーストの品質が上がっているので、自社畑を加えることでどれだけ良くなっているのかは不明ですが、気持ちは高級感があります。値段のアップがちょっとなので、気分的にはこちらもありでしょう。

2000円台からもう1つルーシーのロゼ。サンタ・ルシア・ハイランズの雄「ピゾーニ」家が作るロゼです。味は抜群。ラベルが「桜」ですが、めでたい感じでいいことにしましょう。


3000円台ではNIKKEIプラス1で8位に入ったアタロンのメルロー。ワイナリー発掘もので、10年以上の熟成を経てこの価格です。


4000円台ではまずはこれ。ベッドロックのオールド・ヴァイン。古い木から作ったカリフォルニアの今を体現するワインです。


オー・ボン・クリマの青ラベルものが4000円で飲めるのはありがたい限り。今の為替レートでは現地価格より安いです。エレガント系が好きな方はぜひ。1ランク上の味わいです。


カリン・セラーズは10年以上熟成したワインしか売らないという異色のワイナリー。熟成好きな方に。なお、コルクがかなり柔らかくなっているので、抜栓には細心の注意を。


5000円台になるとカベルネ・ソーヴィニヨンもいいものが出てきます。スターレーンは「オーパス・ワンに勝った」という宣伝文句がひとり歩きしている感はありますが、非常に品質が高いワインであるのは確か。この価格帯なら抜群といってもいいかもしれません。


ヴァーナーのワインは、日本ではまだ知られていませんが、非常に評価が高いです。綺麗なワインが好きな方に。


6000円台ではまず、シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズのシャルドネ。「波紋」は一番万人向けの味わいに感じます。


ドメーヌ・ド・ラ・コートもカリフォルニアの「今」を体現したワイン。バランス追求派の立役者ラジャ・パーが作る上級編のワインです。


7000円台になると、すばらしいワインの目白押し。特にピノ・ノワールは優秀なワインが並びすぎで選ぶのに困るほど。その中でも目を引くのがリヴァース・マリー。100点満点のワインを次々と作り、今をときめくワインメーカー、トーマス・リヴァース・ブラウンが妻と作るピノ・ノワール。


一方、カベルネ系は中間価格帯と高価格帯の狭間感がありますが、その中ではニュートンのフラグシップ「パズル」を挙げておきます。


8000円台ではシェーファーのシラー「リレントレス」のオールド・ヴィンテージを見つけました。ワイン・スペクテーターで年間トップにもなったことのある銘柄。


ケイマスの40周年記念ボトル。ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンの代名詞的ワイナリーです。



9000円台ではシルバー・オークのアレキサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンを。アレキサンダー・ヴァレーならではのまろやかな味わい。個人的に思い出深いワイン。そのころは30ドルくらいでしたが…


シャトー・イガイ・タカハのピノ・ノワール「園」は現在の漢字シリーズのピノ・ノワールの中でも1ランク上の味わい。ワインメーカーのグレッグ・ブリュワーが「今まで作ったピノ・ノワールの中でトップ3に入る」と言ったとか。それくらい美味しいです。今回挙げたワインの中でも特にお薦め。


憧れのポール・ラトーです。


1万円超はブランドの世界に入っていくので割愛してもいいでしょうか(ここまでで大分疲れました)。

最後に、先日紹介して瞬殺だった99点のドミナスのマグナム版。3万円台はむちゃくちゃ安いと思います。
Date: 2014/1214 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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クリスマス用のワイン、この週末あたりにはオーダーしておいた方がいいでしょう。次の土日だと、取り寄せ品の場合など24日に間に合わないケースもあるかもしれません。

というわけでお薦めのカリフォルニアワイン、まずはお祝いらしくスパークリングから。安い順に挙げていきます。

2000円まででお薦めはなんといっても「やまや」で扱っているグロリア・フェラー。ブラン・ド・ノワールはほのかなピンク色で、お祝いムードを盛り上げます。とてもコスト・パフォーマンスがいいワインです。


次は、映画監督ソフィア・コッポラの名前がついたスパークリング。ブラン・ド・ブランなのでワイン自体はピンク色ではないですが、パッケージがピンクでおしゃれです。ラベルもセンスがいい。ほのかな甘みがあり、炭酸がきつくないスパークリングなので、飲み慣れていない人でも美味しく飲めると思います。女子受けは抜群。


次もグロリア・フェラー。こっちは1000円高いロゼです。ブラン・ド・ノワールよりも濃いピンク。コスパでは上に負けますが、ロゼのスパークリングとしては安いです。


次はソノマの人気ワイナリー「アイアン・ホース」のオーシャン・リザーブ。現在、割引で現地価格より安くなっています。1本について4ドルが海の保全のために寄付されます。エコ意識が高い人向け。


ジェイのロゼはなんといってもボトルの美しさが際立ちます。ギフトにもお薦め。


アイアン・ホースのウェディング・キュベは個人的には定番のスパークリング。ブラン・ド・ノワールでほのかなピンク色です。味もいいです。


ここから後はプレステージなキュベ。せっかくなので1ランク上のワインを、という方に。

ドメーヌ・カーネロスの最上級キュベ「ル・レーヴ」は米国で90ドル以上が当たり前というワイン。この値段は間違いじゃないの? と思うほど安いです。


ロデレール・エステートのエルミタージュ。良年しか作られないワインです。ボトルデザインも高級感があります。


エルミタージュのロゼはさらにレアもの。30年で4回しか作られていないので、次に手に入るのがいつになるかは分かりません。


シュラムスバーグのJ.シュラムは同社のトップ・キュベ。「ル・レーヴ」と並ぶカリフォルニアを代表するスパークリングですが、「ル・レーヴ」の安さの前にはちょっと霞んでしまうかも。というか、これでも今の為替レートを考えれば現地価格より安いくらいで、「ル・レーヴ」が安すぎるのですが。
Date: 2014/1210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアワインあとりえで、ラベル不良品などの「訳あり」品セールをやっています。

目玉はなんといってもファイラのシャルドネ。ソノマコーストとハドソン、2種類出ています。ハドソンですよ、ハドソン!

ソノマコーストは税込みでも5000円切ってます。存在すらレアなファイラですから、セールにはまずならない品です。

Date: 2014/1208 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今年春、日本についに輸入が始まったベッドロック(Bedrock、これまでは主にベドロックと書いていましたが輸入元に合わせて表記を変えます)。個人的には今年のカリフォルニアワインの10大ニュースに入ることかと思っています。

そのベッドロックの主力商品オールド・ヴァインに新ヴィンテージ2013が登場しました。米国でもまだ専門誌でのレビューが出ていませんが、悪評のほとんどない2013年ですから、2012年と比べても劣ることはまずないでしょう。

また、ベッドロックのモーガン・トウェイン・ピーターソンが作る廉価版のワイン、シェバンも再入荷しています。廉価版といえどもWine Advocate誌では90点。気のおけないスタイルのワインですが、実力は侮れません。

Date: 2014/1202 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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スケアクロウは、ナパのワインの中でも今や「高貴度」ではトップと言っても過言ではないでしょう。傑作映画として知られる「オズの魔法使い」のプロデューサーだったJ. J. Cohn氏が、ナパの名門InglenookのオーナーだったJohn Daniel Jr.に薦められて作った畑が今に残ります。1945年に植えたカベルネ・ソーヴィニヨンというのは、ナパだけでなく世界的に見ても貴重ではないかと思います。

そのスケアクロウ、既にWine Advocate誌での100点も取っており、現行ヴィンテージでは国内価格は8万を超えています。

そのスケアクロウが2009年からセカンド的に作っているのがMエタンなるワイン。ちなみにスケアクロウという名がオズの魔法使いのカカシから来ているのは一目瞭然ですが、こちらの名前は分かりますか?

実はブリキ男「Tin Man」をフランス語にしたMonsieu Etainという意味です。

正式なセカンドではなく「セカンド的」という言い方をしていますが、畑はJ. J. Cohnであり、品質も普通のセカンドと比べるとかなり高く評価されています。

2012年はWine Advocate誌で94点(スケアクロウは98点)ですから、かなりの評価。その2012年がカリフォルニアワインあとりえに入ってきています(前置きが長くなりすぎました)。オーパスワンと同じような価格帯ですが、カリフォルニアワインマニアであれば、こちらの方に食指が伸びそうです。



ちなみにスケアクロウも2008年ヴィンテージだと、大分安くなります。ただ、これは正式輸入が始まる前のものだと思います。また、この年の評価は93+なので2012年のエタンの方が点だけ見れば上回っています。