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Date: 2017/0929 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ロバート・モンダヴィの父親チェザーレから始まるモンダヴィ家のメンバーが作るワインは今では10以上のブランドになっています。それについては依然「【保存版】モンダヴィ・ファミリーの系譜」で詳しく書いているので、そちらをご覧いただきたいところですが、その中でも、現在注目のワイナリーになっているのがレイン(Raen)。

ロバート・モンダヴィの次男で、現在ナパのプリチャード・ヒルにコンティニュウム(Continuum)を持っているティムの息子二人がソノマで作っているピノ・ノワール専業のワイナリーです。2013年にオープンした、まだ新しいワイナリーですが、すでに高い評価を得ており、今回紹介する2015年のワインは「ロイヤル・セント・ロバート・キュヴェ」がヴィナスで94点、「ホーム・フィールド・ヴィンヤード」が同じくヴィナスで95点となっています。ちなみにロイヤル・セント・ロバート・キュヴェの方は複数の畑のブドウをブレンドしたもので、ワインの名前は祖父のロバート・モンダヴィにあやかっています。2014年のものは以前飲んだことがありますが、とても上品でおいしいピノ・ノワールでした。

ワイナリー全体で年間400ケースほどしか作っていない小さなワイナリーで、現地では売り切れですから、日本に入ってきているのはありがたいことです。


Date: 2017/0924 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先週、ヴィノスやまざきの一般向け試飲会に参加してきました。ヴィノスやまざきはインポーターであるのと同時に、直営店舗を20数店持っています。店舗で扱っているワインはすべて自社輸入もので、またワイナリーとの提携でヴィノスやまざき用のオリジナルとして作ってもらっているワインも多数あるところがほかのインポーターやショップと比べてユニークなところです。

先日、ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの試飲会でストーンヘッジのメリタージュ2013(2980円、価格はオンラインショップでの税抜き価格)を紹介しましたが、このワインはヴィノスやまざきの赤ワインの一番人気だとのこと。

今回も改めて試飲しましたが、若干甘めではありますが、果実味豊かで骨格もしっかりしています。2000円台としては傑出しているといってもいいと思います。


同じワイナリーのリザーブのメリタージュはNo.506とNo.616の2種類(どちらも6800円)。506はフレンチオークを使っているそうで、やわらかい香りとまろやかな味わい。アメリカンオークを使っているという616はかなりタニックで酸もしっかりしており、熟成が必要なタイプ。

レンウッドのジンファンデル(2480円)はプラムなどの果実味たっぷりで、酸やタンニンもしっかり。やや素朴な味わい。

ウォーターストーンのスタディ・イン・ブルー(3980円)はオークション用に作ったワインを再現したものとのこと。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローとシラーのブレンド。タニックだが果実味もくっきり。

ウォーターストーンのアンサンブル・カベルネ・ソーヴィニヨン(2980円)は酸がしっかり、ストラクチャーがあり、個人的には上のスタディ・イン・ブルーよりも好きな味わい。これはコスパ高いです。
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39ノース・カベルネ・ソーヴィニヨン2010(5800円)はこの日のラインアップでは随一といっていい冷涼感のあるカベルネ・ソーヴィニヨンのメンドシーノの北向けの畑で有機栽培されているブドウを使っています。醸造はストーンヘッジ。
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白は2種類だけでしたが、比較的よかったのはストーンヘッジのメリタージュ・ブラン2015(2980円)。ソーヴィニヨン・ブランにセミヨン、ミュスカデのブレンドで、酸味はおだやか。いちじくや白桃のようなとろっとした果実味が特徴です。


試飲会の最後には特別なピノ・ノワールが登場。「K」とだけラベルに書かれたこのワイン。ソノマ・コーストのものですが、ワイナリー名は明かさないとのこと(ワイナリーか人名の頭文字がKらしいです)。これまでも同じように「D」「H」、「C」「S」といったワインを出してきたそうです。
ヴィノスやまざき

味わいは一昔前のRRVのピノ・ノワールっぽい感じです。ブルーベリーなどの青系の果実味が濃厚で、酸は低め。ピノ・ノワール好きな人よりも、ふだんピノ・ノワールをあまり飲まない人に向きそうなワインです。Kはどこでしょうね。Kanzler?、Keller?。ワインのイメージからするとちょっとKanzlerっぽいかも。価格は5800円です。


カリフォルニアだけを紹介しましたが、今回は他国のワインも試飲しています。南アフリカのソーヴィニヨン・ブランなど、ちょっといいかなと思ったのもありましたが、これはどうしても紹介したいというほどのものには残念ながら出会えず。やっぱり舌がカリフォルニアなのですね。

カリフォルニアも、今回はカベルネ系がほとんどだったので、もう少し他の種類も欲しかったなと思いました。

一般向けの試飲会はあまり行ったことなかったので、面白かったです。
Date: 2017/0923 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部でソノマのラセター・ファミリーのロゼ2011年が格安になっています。

現行ヴィンテージの実売価格では税抜き28ドルするのが税込み2786円とかなりの安さ。品種はシラーが中心で73%。あとはムールヴェードル24%、グルナッシュ3%。

ラセター・ファミリーは、ピクサーでトイ・ストーリーなどの監督をつとめ、現在はディズニーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもあるジョン・ラセターのワイナリー。設立は2002年と意外と古く、単なる金持ちの趣味以上に力を入れています。ワイン作りは息子さんが見ているようで、ブドウ栽培はオーガニック。シラーのブロックの隣にはみつばちの巣をいくつか持っているとか。サスティナブルであることをかなり強く意識しています。

このロゼはWine Spectatorでは88点。近年の同ワインは91点などを取っているので、ちょっとだけ見劣りしますが、ロゼとしては十分な品質だと思います。

Date: 2017/0907 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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これはすごい、カリフォルニアワインの親子鷹、ピーターソン父の新作」で紹介した「ワンス&フューチャー(Once & Future)」のワイン全4種がカリフォルニアワインあとりえに入荷しています。

まず一押しはプティ・シラー

「これはパワフル。爆発的な果実味としっかりした酸。最初のジンファンデルよりもスパイシーで、タンニンもすごい。久しぶりに口がすぼまるほどのタンニンを感じました。しかし、これもパワフルなのだけどやり過ぎになっていないところがとても上手。これはもしかしたら、今まで飲んだプティ・シラーの中でもベストかも」と前記事では書いています。

次に、やっぱり息子のベッドロックの畑のジンファンデル。

前記事では「一口飲むと、プラムの風味が口の中に広がります。いかにもジンファンデルという味わい。そしてブラックペッパーなどのスパイスが味を引き締めています。心地よい酸味。第一印象はトラディッショナルなジンファンデルなのですが、重かったりくどかったり甘すぎたりといった、昔のジンファンデルの悪いところは取らず、引き締めるべきところは引き締まった味わい。クラシックだけどモダン。ジンファンデルを知り尽くしたジョエル・ピーターソンの底力を感じます」と書いています。

やっぱりこれは同じ畑のブドウを使った息子のワインと飲み比べたいところ。


これも前記事からのコメント。
ワンス&フューチャーのベッドロックがジンファンデル85%なのに対し、こちらは同じ畑ですがジンファンデル55%。父親のワインよりもバランスや複雑さを出すことを中心にしているように感じました。ここのワイン作りは極めてクラシカルな手法を使っていますが、味わいの出し方はやはりモダン。同じ畑でありながら、父親との方向性の違いもまた面白いところです。

次に、もう一つのジンファンデル「テルデスキ」。


ベッドロックでこれに相当するのは「ロレンツォ」。ベッドロックの畑より少し上品な気がします。


最後にマタロ(ムールヴェードル)。


どれもわずか数本ですのでお早めに!
Date: 2017/0904 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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実は休みをいただいております。なので手短に。

楽天のスーパーセールでウメムラがカレラのリードとミルズの2…14年を通常より1000円程度、安く出しています。2014年のレビューはまだ出ていないようですが、セントラルコーストのピノとしてはいいヴィンテージだと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

カレラ リード ピノ・ノワール マウント・ハーラン [2014]750ml
価格:9180円(税込、送料別) (2017/9/4時点)



Date: 2017/0903 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ハーラン系の紹介が2つ続いてしまいますが、ハーラン・エステート傘下のワインで圧倒的に安いのがボンドのメイトリアーク。ナパのさまざまな地域の単一畑を主力とするボンドで、唯一それらのブレンドとして作られているワインです。ブレンドだから格下かというと、ブレンドだからこそバランス良く美味しくなるといった面もあり、特に2013年はWine Advocate誌で95点と、十分すぎるくらい高い評価になっています。

ハーランぽさ、ボンドぽさとはちょっとベクトルが違うかもしれませんが、バランス良い優秀なカベルネが2万円そこそこということで、やっぱりいいワインだと思います。

2013年は輸入元在庫はもうないとのことで、各ショップにある分が最終となりそうです。

Date: 2017/0902 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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高級ワインの専門店「Wine Cellar Katsuda」で9月2日19時~9月7日1時59分までの楽天セールに合わせて、大幅な割引をしています。

目玉はハーラン・エステートなどの「半額」セール。とはいっても、この店の普段の価格の半額なので、普通安い店で10万円前後するハーランが5万円になる、とまではいきませんが、税込み6万円台からと、相当安いのは間違いありません。

このほか福袋でもハーラン+メイデンで約10万円など、4割以上の割引です。オーパス・ワンとオーバチュアのセットなどもあります。

楽天のセールのときはポイントの倍率を上げやすいので、高いものを買うにはチャンスですね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【スーパーセール★特別価格】[2000] ハーラン・エステート
価格:69120円(税込、送料無料) (2017/9/2時点)


2003年はWine Advocate誌で98+