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Date: 2021/1230 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部で新春福袋の販売が始まっています。300セット限定で1月11日午前10時まで受付。17日以降の発送となっています。

気になる中身ですが、ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンが6本という潔さ。清々しいです。定価4万4350円以上が40%以上の割引で2万5980円(税込み)となっています。1本あたり7000円強が4000円強(税別なら3000円台!)になるという感じですね。送料も無料です。

ナパで7000円というとトップクラスのワインはさすがに望めませんがセカンドクラスなら結構いいものがあると思います。ヒントを見てもそのあたりのものが多そう。テロワールやワイナリーの個性も十分に味わえる価格帯なので6本飲んでも飽きることはないと思います。しあわせワイン倶楽部はナパ・ヴァレーのワインの販売で1位になったショップなので目利きも十分だと思います。

ちなみに各ワインのヒントは
●オーパスワンの真隣!現地価格80ドル!ワインスペクテイター93点の高得点獲得ナパカベ
●ナパを代表するカベルネの一つである定価41,800円のトップキュヴェと同じ畑の若木も使用したセカンド的位置づけのナパカベ
●数々のナパの名門ワイナリーの立ち上げに携わった醸造家が手掛けるパーカー98点獲得カベルネのセカンドナパカベ
●1976年にフランスワインを撃破したパリスの審判出品ワイナリーが誇る自社畑ナパカベ
●抜群のコストパフォーマンスを誇るナパのワイナリーから飲み頃となった奇跡のコスパワイン!度重なる試飲を重ね遂に販売へ至ったナパカベ
●数々のシンデレラワインを生み出すナパを代表する醸造家がナパ各地の葡萄を巧みにブレンドしたナパカベ
となっています。


Date: 2021/1226 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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フリーマン・ワイナリーが初めて作ったスパークリングワイン「20 Anniversary YU-KI ESTATE BLANC DE BLANCS Sonoma Coast 2019」を飲みました。自社栽培、自社醸造のシャンパーニュでいうRM(レコルタン・マニピュラン)のスパークリングになります。

畑は自社畑のYU-KI。これまではピノ・ノワールだけを作っていましたが、ごく少量だけシャルドネを栽培しており、そのブドウを使っています。オバマ大統領の晩餐会に使われたフリーマンのシャルドネ「涼風」は、チャールズ・ハインツなど購入ブドウで作っており、フリーマンの自社畑のシャルドネはここだけになります。

キメの細かい泡に、鮮烈な酸。軽いブリオッシュの風味。青りんごに洋梨。ドサージュで糖分を加えていないのでドライで非常にエレガントです。いわゆるスパークリングのブラン・ド・ブランよりもさらにエレガント。涼風シャルドネをよりスリムにして泡が入ったような感じといえば言えばいいでしょうか。

ドライなためか、いつもよりもワインがかなり早く進んでしまい、あっという間に飲みきってしまいました。また飲みたい(笑)。

スタイルとしてはやはりNVで作られる大手のスパークリングよりも、アンダー・ザ・ワイヤーなどの単一畑、単一ヴィンテージでテロワールを重視したスパークリングに近いものを感じました。例えばアンダー・ザ・ワイヤーのブロッソーあたりが好きな人ははまると思いますが、こちらの方がよりエレガントです。



日本ではワイン・イン・スタイルから発売される予定ですが、時期は決まっていません。
なお、フリーマンのアキコさんにもこのスパークリングのことなどインタビューしましたので、その内容は別途記事にします。
Date: 2021/1223 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパが世界に誇る銘醸畑ト・カロン。そのブドウの中でも最良のものだけを使えるという「ト・カロン・ヴィンヤード・カンパニー」の新しいワインが日本に上陸しています。

ト・カロンの商標はロバート・モンダヴィの親会社であるコンステレーション・ブランズが所有しており、コンステレーション傘下のワイナリー(ロバート・モンダヴィ、オーパス・ワン、シュレーダー、そしてト・カロン・ヴィンヤード・カンパニー)と、同社と和解したベクストファー・ト・カロンの畑のブドウを使ったワインしかありません。

中でもこのト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーはワインメーカーにアンディ・エリクソンを迎え、プレミアム中のプレミアムを狙っています。最初のワインであるカベルネ・ソーヴィニヨンの「ハイエスト・ビューティ」は当初から評論家から高い評価を得て、上々の滑り出しとなっています。

その2番めのワインとして登場したのがカベルネ・フラン・ベースのエリザズ・キュベ(Eliza's Cuvee)。エリザとは、ト・カロンの中でも数少ないカベルネ・フランのブロックの土地の以前の所有者で、ナパのヨントヴィルの名の基となったジョージ・ヨントの妻の名前です(ジョージ・ヨントは2回結婚しており、どちらの奥さんも名前がエリザベスでその呼び名がエリザだったとのこと)。

ワイナリーのサイトにも載っていないこのワイン、ハイエスト・ビューティよりもかなり限られた数しか作られていないようで、レビューなどもほとんど出ていません。

唯一見つけたのがここくらい。
TO KALON WINES INSPIRE HOLIDAY CHEER




カベルネ・フラン好きとしては、憧れのワインがまた一つ増えてしまいました。

あと、蛇足ですが池田エライザさんのファンとしてはElizaはエライザと呼んでほしかったところです。
Date: 2021/1215 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ボーグルのピノ・ノワール2019が国内入荷しています。今年のワイン・エンスージアスト誌のベストバイ100で6位に選ばれたワイン。ボーグルは総じてコスト・パフォーマンスが高いですが、その中でも評判のいいワインです。ブドウは冷涼なモントレーのほか、温暖なロウダイやクラークスバーグ(セントラル・ヴァレー)のものを使っています。ボーグルは2019年には同誌のワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されています。

ココスです。


柳屋です。

Date: 2021/1213 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サントリーが最近発売した缶ワイン「ONE WINE」4種を飲んでみました。250mlで500円くらいで売っています。

中身はジョルジュ・デュビュッフェによる南仏のワインだとのこと。白はシャルドネとソーヴィニヨン・ブラン、赤はメルローとピノ・ノワールです。

気に入った順に言うと、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネ、メルロー。

ソーヴィニヨン・ブランは爽やかで、軽快な飲み口。ソーヴィニヨン・ブランらしさがよく出ています。ピノ・ノワールは、「この価格帯ではどうなんだろう?」とあまり期待していなかったのですが、チャーミングできれいな果実味があります。

シャルドネはいい意味でも悪い意味でも中庸。それもシャルドネらしさではありますが。メルローはやわらかな味わいで飲みやすいですが、個人的にはボディがもう少し欲しかった。

ちなみに今回はワイングラスに移して飲みましたが、缶から直接飲むとまた印象が違うかもしれません。

250mlという量は、晩酌で飲むにはちょうどいい感じでした。

Date: 2021/1207 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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日本で飲もう最高のワイン」は、「日本国内で手に入る全てのワインの中から一番美味しいワインを、何の先入観も持たずに探してみようという」イベントで2011年から始まっています(2020年からはコロナの影響で延期になっています)。

白は辛口・中辛口・甘口、赤はライトボディ、ミディアムボディ、フルボディの3部門でそれぞれシルバー、ゴールド、プラチナを選びます。さらに各分野で1本だけベストワインが選出されます。ワインの専門家だけでなく愛好家が選ぶ部門もあるのがユニークです。

この2017年で赤のフルボディでベストワインになったのが「マスート」というメンドシーノのワイナリーのピノ・ノワール2013。メンドシーノでオーガニック栽培のパイオニアとなったフェッツァーの3代目が作るワインです。このワインがしあわせワイン倶楽部でセール価格になっています。受賞当時も一般流通はしていなかったので、これが初の一般流通となっています。

購入して飲んでみましたが、ザクロやレッドプラムの果実味が濃厚できれいな酸があります。ちょっと甘やかな感じが誰にでも好かれそうなワインです。美味しい。8年経っていますが熟成感よりも果実味が印象に残ります。今が飲み頃ではないでしょうか。


もう一つ、このイベントで毎年のように上位に選ばれているのがアーサー・セラーズのピノ・ノワール。日本人の桃井隆宏さんが作るワインです。2016年には2014年のロシアン・リバー・ヴァレー ピノ・ノワールがミディアムボディの赤でベストワインに選ばれています。2017年は専門家でプラチナ、愛好家でゴールド、2018年は愛好家でプラチナ、専門家でゴールド、2019年は専門家でゴールドと、上位の常連です。特に専門家と愛好家の両方で上位に評価されるワインは意外と少ないので、このワインがいかに多くの人にアピールしているかがわかります。

以前は自社サイトの販売だけでしたが、今はネット販売も始まっています。2018年のKRランチ ピノ・ノワールは桃井さんいわく今が飲み頃。畑は以前キーファー・ランチと呼んでいたところで、この名前をコスタ・ブラウンだけが使えるようになったため、変更しています。コスタ・ブラウンのキーファー・ランチは安くても1万5000円しますから約3分の1とかなりお買い得です。おいしさはお墨付き。桃井さんのワインも果実味がきれいで、飲んで楽しくなるワインです。ワイナリーも在庫なく、今はしあわせワイン倶楽部にあるものだけとのこと。

Date: 2021/1206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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プレミアムなシャンパーニュは別にして、レギュラークラスのスパークリングで見たらカリフォルニアも決してシャンパーニュに劣っていません。ここでは5000円以下のコスパ高いスパークリング・ワインを紹介します。

まずは著名なソムリエの田邉公一さんがお薦めするロデレール・エステートのカルテットから。ルイ・ロデレールがアンダーソン・ヴァレーで作るスパークリングの中でも一番レギュラーのものです。安定感抜群です。


価格は1000円ほど高くなりますが、ロゼもあります。


ソノマのラック・アンド・リドルはスパークリング専業の「カスタム・クラッシュ」として多くのワイナリーのスパークリング・ワインの醸造を手掛けています。当然生産者や栽培家とのコネクションも多く持っており、そこが自社ブランドで作るスパークリングに外れはありません。ブリュットはバランス良く何にでも合うワイン。実売2500円以下は相当お買い得。


テタンジェがナパのカーネロスで作るドメーヌ・カーネロスは日本の価格が不思議なほど安く現地価格以下。現地税抜き45ドルのロゼが日本で税込み4000円台、税抜きなら3000円台でも買えます。


イーターのスパークリングは、ココスではなんと税込み1200円以下。さすがに瓶内二次発酵ではなく、タンクで二次発酵するシャルマ方式を使っています。気楽にグビグビのむタイプのスパークリング。

Date: 2021/1203 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サンフランシスコに本社があるクラフト・チョコレートの専門店「ダンデライオン・チョコレート」のチョコレートとナパのワイナリー「ホーニッグ(Honig)」のソーヴィニヨン・ブラン・リザーブのマリアージュセットがしあわせワイン倶楽部で3割引になっています。チョコレートの賞味期限が22年1月末と近づいているからですが、実はソーヴィニヨン・ブラン単体の価格とほとんど変わらないというかなりの大廉価。お薦めです。

チョコレートとワインというと普通はカベルネ・ソーヴィニヨンなどチョコの風味のある赤ワインを合わせることが多いですが、このセットは変わった組み合わせ。実は同じモノを、昨年オンライン・セミナーで試しましたがこれが本当に合うんです。ホーニッグのソーヴィニヨン・ブラン・リザーブは先週も試飲したところですが、ソーヴィニヨン的な青さはほとんどなく、爽やかな柑橘系に、ちょっとトロピカルなリッチでふくよかな味わいが合わさっており、そのあたりがチョコレートと組み合わせてもうまくいく理由だと思います。ベトナム産のカカオを使ったチョコレートもちょっと爽やかな風味があり白ワインと合いやすくなっています。

セミナーのときにはさらにチョコレートの上に薄切りにしたバナナと、細切りのジンジャーを乗せて合わせるということもやりましたが、これもチョコ単体のとき以上にワインに合いました。

チョコ好き、ワイン好きの人にプレゼントしても喜ばれそうです。

購入ページはこちら
Date: 2021/1201 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の柳屋で年末恒例の福袋の販売が始まっています。

ここの福袋の特徴は「余り物を入れない」こと。単体で販売しているワインではなく、この福袋のために仕入れるワインが入ります。インポーターから特別な値引きをしてもらっている場合もあるので、買った人が銘柄を公開するのは避けてほしいとしています。

ワインは5本ですべて新世界のもの。税抜き9999円も毎年同様です。今年も輸入元希望小売価格の合計が15100円のところが9999円になっているとのこと。

中身のヒントとしては
1本目、輸入元希望小売価格4200円のカリフォルニアのカベルネ2017年。
2本目、輸入元希望小売価格3200円のピノ・ノワール。「カリフォルニア・ファンなら誰もが知る大手名門ブランドオーナーによるアナザー・プロジェクト。
3本目、輸入元希望小売価格2600円のジンファンデル。3年連続「90点以上」を取っていて「ノースコースト」産だそうです。
4本目、輸入元希望小売価格3000円のシャルドネ。「高品質ブティックのセカンド」で、3ヴィンテージ前のものは販売していたとのこと。「美しい酸」が特徴。
5本目、輸入元希望小売価格2100円の南アフリカのソーヴィニヨン・ブラン。南アフリカのソーヴィニヨン・ブランの品評会でトップ10に入ったものとのこと。「素朴で、ナチュラルで、大自然を思わせる」味だそうです。

3本カリフォルニア、2本南アフリカとありますので白は2本とも南アフリカのようです。

ここからワインを推測してみるのも一興ですね。