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Date: 2022/0228 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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アメリカンフットボールのNo.1チームを決めるスーパーボウル。今年の優勝チームであるロスアンゼルス・ラムズのオーナー、スタン・クロンキーはナパのカルト・ワイナリー「スクリーミング・イーグル」のオーナーでもあります。そして、彼がサンタ・バーバラで造るブルゴーニュ系品種のワイナリーがザ・ヒルト(The Hilt)。冷涼なサンタ・リタ・ヒルズの中でも海に近く強風が吹き荒れる過酷なところに畑を持ち、冷涼感のあるシャルドネとピノ・ノワールを造っています。今やサンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリーの一つと言ってもいいでしょう。

ヒルトのワイン、日本の価格はかなり格安感がありますが、その中でさらにウメムラがシャルドネとピノ・ノワールのセットを3月いっぱいまでセールになっています。どちらもヒルトの中ではエントリーレベルですが自社畑のブドウを100%使っており、エントリーレベルというのは品質が低いのではなく、上位レベルのものがニューワールドスタイルとオールドワールドスタイルに2分しており、その中庸であることがエントリーレベル。すなわち一番とっつきやすいワインという位置づけです。

シャルドネもピノ・ノワールもワイナリー価格が45ドル(税抜)のところが2本セットで税込み9493円。15%ほど現地価格より安い計算になります。

2018年は冷涼感のあるブドウにとっていいヴィンテージであり、Vinousではピノ・ノワールが93点、シャルドネが92点という評価になっています。


Date: 2022/0226 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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高品質で低価格のヴィオニエで話題を読んだロウアー(Lawer)の2014年のカベルネ・ソーヴィニヨンが特別価格で入ってきています。4割引で税込みでも6000円強。現地価格では税抜で65ドル(ワイナリー価格は税抜75ドル)ですから、かなり安いです。

ロウアーのワインメーカーはケイリー・ゴット(Cary Gott)。ワインだけでなくハンバーガーショップなどでも有名なジョエル・ゴットの父親です。マムやスターリング、ラウンドポンド、ラムズ・ゲートなどで働き「ハイプロファイルなナパのワイナリーを造るレシピがあるとしたら、ケイリー・ゴットはそのキーの要素になるだろう」とナパ・ヴァレー・レジスター紙で書かれたほどの有名人です。

本数僅少ですのでお早めに。


Date: 2022/0220 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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お友達のMAMIさんが、私がお薦めしていたモンターニュ・ルース(Montagne Russe)のピノ・ノワールを飲んでツイートしていました。


モンターニュ・ルースのワイン、以前以下の2記事で紹介していますが、冷涼系でバランス良く美味しいピノ・ノワールとしてはリーズナブルな価格で売っています。生産量はそれぞれ数十から数百ケースとかなり少なく、国内と米国の価格もあまり変わりません。
4000円台とは思えない秀逸なソノマコーストのピノ・ノワール
秀逸なリッチ系シャルドネが5000円台前半で

2018年のピノ・ノワールはワイン・スペクテーターで91点、ソノマの40ドル以下コスパワイン13本という記事で取り上げられています。



シャルドネも以前より安くなっています。
こちらは特定区画のブドウだけを使った上級版で、ワイナリー価格は2019ヴィンテージで54ドル。日本の方がだいぶ安くなっています。

Date: 2022/0219 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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近年増えている「ユニバーサル」タイプのワイングラス。赤ワインでも白ワインでも美味しく飲めるので便利ですが、やや価格の高い製品が多いのがネックでした。例えば、このタイプを広めた立役者の一つであるジャンシス・ロビンソンのグラスだとペアで1万4000円となかなか高価。ちょっと躊躇してしまう価格です。

そのユニバーサルタイプのグラスの一つ「Gabriel Glas」が並行輸入品ですが安価で売っています。1脚税込み2190円、2脚なら送料無料のショップもあります。ちなみに正規輸入品では6600円となっています。


このグラスを知ったのは、SFクロニクルのライターによるグラスの記事で、彼女が使っているグラスがこれだとのこと。Gabriel Glasにはマシンメイドと手作りのものがあり、彼女は高価(正規輸入品では1万4850円)な手作りの方を使っているようですが、基本的に形やサイズはどちらも同じです。手作りの方は100gを切る超軽量なのが魅力ではありますが。

我が家も子供が成人になったのでグラスを増やしてもいいかと思い、購入してみました。確かに超軽量ではありませんが、それほど重いわけではないし、香りも取りやすく使い勝手もいい感じです。あまり軽量なものは洗うのも拭くのも怖いですし。


家で使っている他のグラスと並べてみた写真です。このほか白ワインではリーデル「オー」のリースリング/ソーヴィニヨン・ブラン用のものをよく使っています。

並べたグラスは左がリーデルVinumのカベルネ・ソーヴィニヨン用、右が木村硝子店のサヴァ24ozです。Vinumの方は20年以上使っていますが、丈夫で使い勝手のいいグラスです。カベルネ・ソーヴィニヨン用のグラスとしてはスタンダードといっていいのではないでしょうか。

Vinumのピノ・ノワール用も使っていましたが、それを割ってしまい、代わりに購入したのが木村硝子店のサヴァ24oz。超軽量で洗うときはいつもドキドキですが、ピノ・ノワールやいいシャルドネのときには素晴らしいグラスです。

Gabriel GlasはVinumのカベルネ・ソーヴィニヨンよりもちょっと背が高く腰高のスタイル。重さを図ってみたところ148gでした。サヴァ24ozは92gと本当に軽く、Vinumは200gとGabriel Glasよりもまだだいぶ重量級でした。

Gabriel Glas、お薦めです。





Date: 2022/0208 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サンタ・バーバラで銘醸畑というとオー・ボン・クリマのお膝元であり、数々のワイナリーが素晴らしいワインを造っているサンタ・マリア・ヴァレーのビエン・ナシードが一番有名ですが、それと肩を並べるのがサンタ・リタ・ヒルズのサンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードです。1971年に植樹されたサンタ・リタ・ヒルズで最も古いブドウ畑であり、サンフォードやオー・ボン・クリマなどが素晴らしいワインを造っています。

実はオー・ボン・クリマで一番高価なピノ・ノワール「ラーム・ド・クラップ」もサンフォード&ベネディクトのブドウを使ったワイン。茎まで熟成した年だけに全房発酵で造られるレアワイン。2001年と2005年に造られた以降は2016年まで10年以上も造られなかったという幻のワインです。

このサンフォード&ベネディクトのピノ・ノワールを造るワイナリーの一つがサンディ(Sandhi)。今やサンタ・リタ・ヒルズで最高のピノ・ノワールを造っているといっても過言ではないドメーヌ・ド・ラ・コート(Domaine de la Cote)の姉妹ワイナリーです。著名なソムリエであるラジャ・パーと日系2世のワインメーカーであるサシ・ムーアマンによるワイナリーで、自社畑のブドウを使ったワインをドメーヌ・ド・ラ・コート、買いブドウを使ったワインをサンディとしています。

サンディのサンフォード&ベネディクトは以前は1万円したのですが、価格改定でなんと6000円台に突入。かといって評価が低いわけではなく、今回の2017年はパーカー93+、ヴィナスで94点、ワイン・エンスージアストで93点と後方家です。この価格ながら実は184ケースしか造っていないレアワインでもあります。こんなワインが日本に入ってきているだけでもありがたいと思う今日このごろです。


Date: 2022/0201 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワインクラブにピゾーニ・ヴィンヤードのピノ・ノワール(通称ピゾーニ・ピゾーニ)の2008年と2009年が入荷しています。国内入荷は年間数十本というレア物。毎年争奪戦になっています。

2008年は特にワイン・アドヴォケイトで98点と過去最高得点を取った年です。

売り切れていたらすみません、



Wassy'sには2019年のマグナムが残っています。