フランスで人造湖の水深60mのところにワイン276瓶を沈めて保存する実験が始まったそうです。
"このワインは20年間水中に保存された後、通常の状態で同じ期間保存されたワインと比較される。この実験は、水の中に保存することでワインに変化がみられるかどうかを試験するために行われている。"
水深60メートルにワイン沈め、品質変化の実験

もうちょっときちんと書いてくれないと,何も分かりませんね。「通常の状態」ってなんなのか。それが分からないと比較のしようもないと思うのですが。そもそも水中に入れることによる,どういう影響を見ようとしているのでしょう。空気がないことによる影響? 7気圧の水圧による影響? 温度の影響?(水深60mの温度ってどれくらいでしょうね? 通常のセラーよりは大分低そうに思えますが)

水中にロマンを求めるのはその人の勝手ですが,結論として人に納得させようということを考えているのなら,科学的アプローチをちゃんとしてほしいものです。

個人的にはキャップが20年持つかどうかが一番の課題のように思えます。