家庭でワインを作るためのキット「WinePod」は2年以上前に記事に書いたことがあります。その後4499ドルという価格も明らかになり,「面白いけど売れないだろうなあ」と思っていたのですが,意外とがんばっているようです。

New WinePod
上に示したのはGaragiste by WinePodという廉価版。1999ドルとオリジナルの半額以下です。温度センサーや自動温度制御,温度とBrixの自動記録機能などが省かれています。その代わり保温カバーを使って温度変化を最小限にとどめられます。1回にできるワインはオリジナルと同様4ケース。

また,Crush ClubというCrushpadのようにカスタムでワインを造るサービスも始めています。1ケース499ドルからとお手ごろ価格です。冷凍したブドウを使うため,秋以外でもワイン作りがはじめられます。

さらに,ナパのGustavo Thrace Wineryも,4ケース単位で顧客の注文を聞いてWinePodを使ってワインを作るサービスを始めています。