SFクロニクル紙が選ぶ2011年のWinemaker of the YearにナパのCorison Wineryのキャシー・コリソンが選ばれました(Cathy Corison - Chronicle's Winemaker of the Year 2011)。

キャシー・コリソンは1980年代にはChappelletのワインメーカーとして活躍。Pritchard Hillの名を高めるのに貢献した後、1987年に自身の名のついたワイナリをSt. Helenaに設立しました。

彼女は、以前からナパでは濃いワインを作ることよりもバランスの取れたワインを作る方が重要だと考え、エレガントなカベルネを作って来ました。

今回、Winemaker of the Yearに選ばれたのも、彼女自身が変わったというより、時代が彼女に近づいてきたといった方がいいような気がします。

国内では近年のヴィンテージは入ってきていませんが、古いものが比較的格安で入手できます。