先日は、NBAを引退したヤオ・ミンのワインといった話題もありましたが、NFLを引退してワイン作りをする人もいます(Former NFL greats serve up wine with a kick)。

元記事で取り上げている3人の元選手・コーチのうちマイク・ディトカは以前の記事で書いたことがあります。ジョー・モンタナはカリストガの自宅を売却してしまいましたが、元BeringerのEd Sbragiaとのワイン作りは続けているようです。「Montagia」というカベルネはSbragiaのサイトによると149ドルと、なかなか強気の値段。

3人目のディック・バーミールは元フィラデルフィア・イーグルスやロスアンゼルス・ラムズのヘッドコーチとしてスーパーボウルにも出たことがある人。元々カリストガの出身だとのことで、ラムズをスーパーボウル優勝に導いた後、2001年からワイン作りを手伝っており、2009年にバーミール・ワインというブランドでワイナリを持つようになったようです。バーミール本人もトラクターに乗って畑仕事をしているそうですが、意外にも気がつかない人が結構多いとか。

この記事のほかには、元ニューイングランド・ペイトリオッツのQBドリュー・ブレッドソーが自身のワイナリを持っています(過去記事)。ワシントン州のDoubleBackというワイナリで2008年のカベルネ・ソヴィニョンはWine Advocate誌で94点を取っています。また2007年はWine Spectatorで95点、2010年トップ100の54位に選ばれていますから、この中では一歩抜け出た存在と言ってもよさそうです。