リーデル社のブログに「最も幅広く、様々な赤ワインに対応できるグラスとは?!」という記事が載っていました。

リーデルのグラスは、各ブドウ品種用にわかれています。最も人気があるVinumシリーズの場合、赤ワイン用で7種、白ワイン用で6種、スパークリング用で2種、加えてタンブラーと全部で16種類ものグラスがあります。

もちろん、全部使い分けられるとベストなのでしょうが、これだけ置く場所があるなんていう人はめったにいないでしょう。どうしても1つのグラスを使いまわすことになってしまいます。そういう意味ではこの記事、とても興味深いところです。

記事では、11月に大阪で行われたセミナーの内容を紹介しています。ここではVinum XLというスケールの大きなワイン向けに作られたグラス3種を使ってテイスティングの実験をしています。

CabPinotSyrah

グラスは左からカベルネ・ソヴィニョン用、ピノ・ノワール用、シラー用となっており、それぞれでこの3種のワインを味わいました。

結果としてはシラーのグラスが一番多くのワインに対応したそうです。
ゲオルグ・リーデルによると「赤ワイン用ブドウ品種が1000品種あるとしたら、そのうち995品種は、このシラー・グラスで対応が可能なのです!!」とのこと。


一方、カベルネのグラスは
「赤ワイングラスとしての先入観が強く持たれているけれど、実はトラブルメーカーだ」

という説明があったそうです。

実は、うちの赤ワイン用グラスはVinumのボルドー(カベルネ・ソヴィニョン用)しか現在ありません。先日それであるシラーを飲んだのですが、若干期待値よりも味わいが低く感じてしまったのです。もしかしたらグラスのせいだったのかもしれません。このシラー用のグラス、かなり気になります(ちょっと高いのが玉に瑕です)。