ナパの初夏を彩るイベントAuction Napa Valley 2013が開かれました。4日間のイベントを通して集まった売上は1690万ドル。過去最高だった2005年の1050万ドルを大幅に上回りました(Auction Napa Valley news)。なお、売上は全額チャリティに使われます。

Live Auction

メインのイベントは土曜日に開かれたライブ・オークション。このオークションの特徴は単にワインが出品されるだけでなく、ワイナリでのディナーなど、普通では得られないイベントを伴う出品が多いこと。特に今回は、クルーズが付いていたり、スコットランドでのゴルフ旅行など、ワイン以外の部分が目立っていたようです。

最高価格が付いたのはDana Estates提供のもの。同ワイナリのワインのほか、オーナーの出身国である韓国への旅行が付いています。入札価格が50万ドルを超えたところで、オーナーが出品を2つに増やし、100万ドルの売上になりました。

また、オークションの最後には、今回ホスト役を務めたStaglin家が、統合失調症を患っている息子のBrandonと登壇。子供の精神病研究などのために寄付を訴え370万ドルを集めました。

今回のオークションでは、若い世代の参加も目立ちました。多くは、長年の参加者の子供や孫といった形だったようです。