スクリーミング・イーグルの姉妹ワイナリーで、サンタ・バーバラでピノ・ノワールとシャルドネを作るヒルト(Hilt)が、ラインアップを強化します(Shanken News Daily: Exclusive news and research on the wine, spirits and beer business)。

新たに追加するのはサンタ・リタ・ヒルズのピノ・ノワールとシャルドネ。おそらくヒルトが近年購入したRadienとBentrockという畑のブドウを使ったものと思われます。2014年が最初のヴィンテージで、2016年あるいは2017年に発売します。価格は45ドル程度とのことで、ヒルトのワインとしては入門的な位置付けになりそうです。

ピノ・ノワールについては既にWine Advocate誌でレビューされており、91-94点と評価されています。これまでのものよりは早飲み型だとのこと。また、名前はCool Handとされています。

ヒルトはこれまでオールド・ガード、ヴァンガードという2種類のピノ・ノワールおよびシャルドネを作っています。ブドウはサンフォード&ベネディクトなどから購入しており、樹齢の高いものから作るのがオールド・ガード、若い樹のブドウから作るのがヴァンガードとなっています。

Wine Advocate誌ではシャルドネが最高95点、ピノ・ノワールが最高94+点と高い評価を得ています。サンタ・バーバラで将来を嘱望されるワイナリーの1つとなっています。