WSのワイン・オブ・ザ・イヤーは予想外のカリフォルニア(現物あり)
Wine Spectator誌の2015年年間1位「ワイン・オブ・ザ・イヤー」のワインが発表されました。正直に言って、カリフォルニアから選ばれるとはあまり思っていなかったのですが、開けてびっくり。ピーター・マイケルがナパのオークヴィルで作るカベルネ・ソーヴィニヨン「オー・パラディ」2012でした。
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数字だけを見れば、96点で195ドル、1785ケースということで、2位のクィルシーダ・クリークの96点、140ドル、4125ケースや3位のイヴニングランドの98点、70ドル、1176ケースと比べて上に来そうにはないのですが、数字に現れない「Xファクター」があったということなのでしょう。
注:Wine Spectatorのトップ100は、ワイン自体の味の評価(レイティング)に加え、価格(安いほうがいい)、生産量(多い方がいい)、およびそれ以外の「Xファクター」で判断することになっています。
何はともあれ、カリフォルニアワインのファンとしては1位は嬉しいことです。なおワイン・オブ・ザ・イヤーがカリフォルニアワインに与えられるのは2012年のシェーファー・リレントレス2008以来。3年ぶりとなります。
さて、このワインですが、ソノマをベースにするピーター・マイケルが初めてナパで購入した畑のブドウで作ったワイン。2011年が最初のヴィンテージで、これが2年めです。畑は以前ショーケットが持っていたもので、Wine Advocate誌で近年100点を含む高得点を連発しているBevan(ビーヴァン)もこの畑のブドウを使っていました(Bevanのショーケットは2011年が最後となった模様)。
日本にも少量ながら1位のワインそのものが入っています。
そういえばジェームス・サックリングのトップ100でも、カリフォルニアワインの中ではこのワインがトップでしたね。
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数字だけを見れば、96点で195ドル、1785ケースということで、2位のクィルシーダ・クリークの96点、140ドル、4125ケースや3位のイヴニングランドの98点、70ドル、1176ケースと比べて上に来そうにはないのですが、数字に現れない「Xファクター」があったということなのでしょう。
注:Wine Spectatorのトップ100は、ワイン自体の味の評価(レイティング)に加え、価格(安いほうがいい)、生産量(多い方がいい)、およびそれ以外の「Xファクター」で判断することになっています。
何はともあれ、カリフォルニアワインのファンとしては1位は嬉しいことです。なおワイン・オブ・ザ・イヤーがカリフォルニアワインに与えられるのは2012年のシェーファー・リレントレス2008以来。3年ぶりとなります。
さて、このワインですが、ソノマをベースにするピーター・マイケルが初めてナパで購入した畑のブドウで作ったワイン。2011年が最初のヴィンテージで、これが2年めです。畑は以前ショーケットが持っていたもので、Wine Advocate誌で近年100点を含む高得点を連発しているBevan(ビーヴァン)もこの畑のブドウを使っていました(Bevanのショーケットは2011年が最後となった模様)。
日本にも少量ながら1位のワインそのものが入っています。
そういえばジェームス・サックリングのトップ100でも、カリフォルニアワインの中ではこのワインがトップでしたね。