シルバー・オークがワイナリーとしては初のエコ最高レベル認定取得
ナパのオークヴィルにあるシルバー・オークが世界標準の環境評価ツールの1つであるLEEDの「existing building」カテゴリーで最高レベルのプラチナ認定を受けました(Silver Oak Earns First LEED Platinum Certification for Eco-Friendly Winery | News | News & Features | Wine Spectator)。商用ワイナリーとしては初のプラチナ認定です(ほかにUC Davisの研究用ワイナリーがプラチナ認定を受けています)。プラチナ認定を受けるには110点満点の認定プログラム評価で80点以上を取る必要があります。
きっかけとなったのは2006年に起こったワイナリーの火事(参考:Silver Oakが火事で200万ドルの損失)。その後、ワイナリーとテイスティングルームを立て直すにあたって、自然光や夜間の外気による冷却、発酵用タンクにカバーを被せるなどの機能を取り入れました。
ワイナリーは2008年の収穫時期までに作る必要があり、タイムリミットは19カ月。CEOのデビッド・ダンカンは、そこで「シエラ・ネヴァダ・ブリューイング」というブリュワリーがLEEDプラチナ認定を受けたことを知り、シルバー・オークもプラチナを目指す方針を立てました。
そのためには年間100万ガロンの水を節約しなければいけないなど、非常に多くのハードルがありました。自然芝から人工芝への移行や、従業員への教育など、1つひとつ努力を積み重ねました。
実はLEEDの規定は都会のビルを想定したものになっており、従業員に公共交通機関や自転車などでの通勤を求めるといった項目があります。ナパの「一番近いバス停から3km」といった環境では非常にハードルが高いわけですが、これらも乗り越えてプラチナ認定に漕ぎつけました。
シルバー・オークはソノマのアレキサンダー・ヴァレーにもワイナリーがありますが、既に新しい土地を購入しており、そこを新たなソノマ側のホームにする予定です。そちらでもプラチナ認定を得るのが今後の目標です。
きっかけとなったのは2006年に起こったワイナリーの火事(参考:Silver Oakが火事で200万ドルの損失)。その後、ワイナリーとテイスティングルームを立て直すにあたって、自然光や夜間の外気による冷却、発酵用タンクにカバーを被せるなどの機能を取り入れました。
ワイナリーは2008年の収穫時期までに作る必要があり、タイムリミットは19カ月。CEOのデビッド・ダンカンは、そこで「シエラ・ネヴァダ・ブリューイング」というブリュワリーがLEEDプラチナ認定を受けたことを知り、シルバー・オークもプラチナを目指す方針を立てました。
そのためには年間100万ガロンの水を節約しなければいけないなど、非常に多くのハードルがありました。自然芝から人工芝への移行や、従業員への教育など、1つひとつ努力を積み重ねました。
実はLEEDの規定は都会のビルを想定したものになっており、従業員に公共交通機関や自転車などでの通勤を求めるといった項目があります。ナパの「一番近いバス停から3km」といった環境では非常にハードルが高いわけですが、これらも乗り越えてプラチナ認定に漕ぎつけました。
シルバー・オークはソノマのアレキサンダー・ヴァレーにもワイナリーがありますが、既に新しい土地を購入しており、そこを新たなソノマ側のホームにする予定です。そちらでもプラチナ認定を得るのが今後の目標です。