Opus One Logo
高級ワインの市場を提供しているLiv-exがオーパス・ワンのCEOを務めるデイビッド・ピアソン氏へのインタビューを掲載しています(Liv-ex interviews David Pearson of Opus One)。2004年にコンステレーション・ブランズがロバート・モンダヴィを買収して以降、オーパス・ワンのCEOを続けている人ですが、私の知る限りではインタビューに出てきたことはほとんどないと思います。せめて写真を載せようと思ったのですが、オーパス・ワンのサイトにも写真はないようなので、インタビューのページを御覧ください。

インタビューの内容から興味深いところをかいつまんで紹介します。

・就任以来の大きな変化は?
 畑の植え替えを進め、灌漑や剪定で新しい技術を取り入れた。セラーではオプティカル・ソーティングや野生酵母の採用など。

・オーパス・ワンの価格はどのように決めているのか?
 さまざまな要素を考慮するが、世界中の市場の状況を特に注視している。ここ数年は為替レートの変化が価格に重要な役割を果たしている。

・オーパス・ワンは日本で人気が高かったが、ディストリビューターを変えていこう、それは変わったのか?
 日本はオーパス・ワンにとって依然として重要なマーケットだ。ただ、我々は今は90カ国以上に輸出をしている。

・オーバチュアは以前ワイナリーでしか購入できなかったが、現在はレストランや小売にも回されている。販路を広げたのはなぜか?
 オーバチュアが有名になるに従って、不透明な市場で流通するようになってしまった。それは好ましくない事態なので、我々自身が顧客に販売するようにした。

詳しくはインタビューのページをご覧ください。