うどんこ病(Powdery Mildew)はカリフォルニアのブドウ栽培者にとっても重要な病気です(Sonoma, Napa grape growers learn the latest on fighting powdery mildew | The Press Democrat)。

うどんこ病は、発生するための温度や湿度がわかっていますが、その条件を満たすたびに予防用の薬をまくのでは、サスティナブルが重視される今のワイン作りにおいて問題です。

そこで、最新のツールでは、うどんこ病の菌が実際に含まれているかどうかを空気から調べ、存在しているときのみ、薬をまくようにします。ただ菌があるかどうかだけでなく、実際にうどんこ病になっていく状態かどうかをDNAで調べるのだそうです。

ただし、年間使用料は1600ドルとそれなりにします。開発元は、今年は80セットを出荷すると結構な自信を持っています。

サスティナブルもやはりお金がかかりますね.