世界的なワインのトレードショーにVinexpo(ヴィネクスポ)があります。偶数年に香港、奇数年にボルドーで開かれ、2014年からは東京でも偶数年に開催されています(今年も10月16、17日に開催予定です)。

そのヴィネクスポには生産地で開催するイクスプローラーというバージョンもあり、2017年にその第一回がオーストリアで開催されました。

前置きが長くなりましたが、そのヴィネクスポのイクスプローラーが今年9月にソノマで開催されることが決まりました。(Discover Vinexpo Explorer - Sonoma County 23 - 25 September 2018)。一か所に集まって試飲会をするのではなく、業界の人間をワイナリーなどに連れて行ってイベントを開くというのがイクスプローラーのスタイルなようです。

まだ具体的なことは決まっておらず、ソノマ・カウンティ・ヴィントナーズが協力してくれるワイナリーを募集している段階です。

これによって、大火で傷ついたイメージからの回復を狙っているようです。

ソノマはナパと並び称される名産地ではありますが、こと広報となると、業界団体が複数あってわかりにくかったり、トップが安定していなかったりと、ナパに比べてだいぶ見劣りします。これを機会にもっとその体制も変わってほしいと思うのですが、どうでしょうか。
ソノマの畑