2018年1月から娯楽用のマリファナが解禁になったカリフォルニアですが、マリファナのメッカであるメンドシーノでは、元フェッツァーのワイナリーが観光用のマリファナ工場になります(Flow Kana is turning Fetzer winery into a center for cannabis - Business Insider)。
Flow Kana
2017年にフェッツァーからここを買い取ったのはFlow Kanaというクラフト・マリファナのブランド。「チョコレート工場の秘密」のウィリー・ウォンカの工場のように、ここのマリファナ工場を仕立てたいそうです。さまざまなプロセスを見学でき、また将来は「テイスティング・ルーム」も作るとのこと。

ただし、マリファナの販売はここではしないそうです。その代わり、テイスティング・ルームができた暁には、そこで無料のサンプルを渡すとのこと。法律では1オンス以内のマリファナをギフトとしてあげることが許されています。

マリファナの観光化については、昨年からさまざまな意見や観測、予測が出ていますが、まだ大きな動きという感じはありませんね。

なお、日本の大麻取締法によると「日本国外にて大麻を『みだり』に輸出入・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の行為を行った者について」も処罰対象になります。ただし、「使用」だけでは罪にはならないので、米国で大麻を吸引しても犯罪ではないだろうと思います。ギフトとして受け取るのは日本の法律で犯罪となります。