ソノマの実業界で大きな力を持つウィリアム・シルバーがマリファナ業界に転職することが判明しました(Meet the man who wants to turn Sonoma County into a business magnet for cannabis)。マリファナ業界には依然として偏見がありますが、それを払拭するきっかけになるかもしれないと、ソノマでは見られています。

ウィリアム・シルバーはソノマ州立大で経済・経営学部の学部長を10年つとめた人。同大学にWine Spectator Learning Centerという施設を設立するのにも大きく貢献しました。サンタ・ローザの商工会やソノマ・カウンティ・ヴィントナーズのボードメンバーにも名を連ねた実力者です。

転職した会社はサンタ・ローザにあるCannaCraftというマリファナ・メーカー。そこでCEOを務めます。

マリファナに興味を持ったのは家族の病気がきっかけだったとのこと。息子の一人と母親、義理の母親の3人がいずれも癌になり、痛みの軽減などにマリファナが有効であることを目の当たりにして、きちんと研究しないといけないと考えたそうです。

今日はこのほかにも、医療用マリファナを解禁している地域ではアルコールの消費が15%下がったという数字を紹介している記事もありました。

期せずしてマリファナの記事が続いていますが、まだ解禁からは1カ月程度。今後がどうなるのか気になるところです。