先週のTaste Napa Valleyで、今回初めて開催された「ナパ・トリビア王」のイベントを見てきました。40歳以下のソムリエ資格を持つ人が対象とのことで、若い人でカリフォルニアに関心がある人がどれだけいるのか、ちょっと心配だったのですが、案じるより生むがやすし、なのかどうか、20人ほどの参加があり、しかもみんな知識もしっかり。予想以上にハイレベルの戦いとなっていました。

なお、1位の人は2020年2月に開かれるプルミエ・ナパ・ヴァレー・オークションに招待という豪華な賞品がつきます。2位はコラヴァン、3位はプルミエ・ナパ・ヴァレーに出品されたワインという賞品。

最初はグループ戦。5つのグループに分かれ、回答していきます。いくつか問題をかいつまんで紹介しましょう。


ま、この辺はウォームアップという感じですね。


このあたりになると結構難しいです。


サブAVAを地図に貼っていく問題、難しいかと思いきや、なんと全チーム完答です。すばらしい。


この辺はちゃんと勉強していないとわからない問題。ちなみに家族経営のワイナリーは90%をはるかに超えています。大規模ワイナリーのイメージがあるかもしれませんが、実際には家族経営多いのです。それだけに相続の問題も大変なのですが。

途中からはグループ戦の上位2チームのメンバーによる個人戦。ここからは1問ごとに勝ち抜けです。それにしてもグループ戦はどのチームも9割以上の正答率。僅差でした。


ソムリエ対象ですから、もちろんテイスティングして答える問題もあります。ボルドー系品種は難しいですね。

なお、結果は
1位 カーヴドリラックス 山崎啓介 さん
2位 リザラン新橋店 粟村昌弘 さん
3位 ヴィノスやまざき 広尾店 四家史一 さん

おめでとうございます!