オレゴン州でワインのラベルにブドウの品種を記すための規定が少し弱くなります。現行90%以上,その品種を使っていないといけなかったのが,カリフォルニア並みの75%になります。
"wine-labeling rules for the first time in 30 years — a move that gladdens some, but not all, winemakers."

Local News | Oregon regulators ease rules for wine labeling | Seattle Times Newspaper
オレゴン州の主な品種であるPinot Noirに関しては,もともとほとんどが100%Pinot Noirで作られているので,この影響はほとんどないでしょう。カベルネのようにブレンドして使うのが主流な品種では,少し影響があるだろうと見られています。

それから,Pinot Gris,Pinot GrigioについてはこれまでPinot Grisという表記しか認められていなかったのが,Pinot Grigioでもいいということになりました。カリフォルニアなどでは既にPinot Grigioの方がメジャーな名前のような気がするので,これは朗報なのではないでしょうか。