ilovecalwineの海老原さんが、かつてPinotFileに掲載された、828というピノ・ノワールの「スーツケース・クローン」についての話を翻訳、掲載しています。

ピノノワール スーツケースクローン 「828」: 興味深い話が明らかに

元記事はこちら
Pinot Noir Suitcase Clone “828”: An Intriguing Story Revealed | The PinotFile: Volume 9, Issue 14

このクローンだけでなく、スーツケースクローンや「ディジョンクローン」についてかなり詳しく解説してあるので、ピノ・ノワールが好きな人はぜひ読んでみてください。

ちなみに、スーツケース・クローンというのは検疫を通さない形でスーツケースの中やコートに隠して密輸入したブドウの木の枝を元にしたブドウの木のこと。逆に、検疫を通って、ウイルスなどが無い形で配布されているクローンは「ディジョンクローン」と呼ばれていることが多いです。

スーツケース・クローンとしてはDRCから取ってきたと言われているカレラや、ラ・ターシュから取ってきたと言われているピゾーニのクローンなどが、以前から伝説ベースでは言われていますが、法律的な問題があるので現在では密輸入したと明示的にいう人はいません。そのあたりも詳しくは上記文書をお読みください。