オー・ボン・クリマは不滅です
オー・ボン・クリマのジム・クレンデネンがなくなって2カ月、ワイナリーからメールが届きました。だれもが気になっているワイナリーの今後についても書かれていました。
だれもが心配なのがジム・クレンデネンなしでワイン造りが変わらないのかということだと思いますが、基本的にはほとんど変わりはありません。これまでもジムは年中世界を飛び回っていたので、その間ワイナリーをちゃんと守れるようにセラーのチームを整えてきました。もちろん重要な決定はジム自身がくだしていましたが、彼が作ったチームが彼のヴィジョンを枯れなしでも実行していけます。
ワイン造りを率いるのはジェネラル・マネージャーのジム・エイデルマンで、オー・ボン・クリマで30年も働いています。ほかのメンバーも長年一緒に働いており、ジム・クレンデネンの精神が皆に染み込んでいます。ワインのスタイルも文化も変わらないと述べています。「ジムへの尊敬の念を示すために我々がやることを続けることが我々のミッションだ」としています。
このほか、オー・ボン・クリマの最初の従業員であるセラーマスターのエンリケ・ロドリゲス、20年間ボトリングや在庫を担当するアルチュロ・アルバレス、アシスタント・ワインメーカーでジム・クレンデネンの姪にあたりマリサ・マテーラ、インターンから始まって今はアシスタント・ワインメーカーになったマーク・パイロ、10年以上セラーで働いているジャヴィエ・オーティス、ミゲル・ゴンザレス、エンリケ・ゴンザレスと、チームは強固です。
もちろん、ジム・クレンデネンの二人の子供もいます。イザベルはセールスでセールス・マネージャーのマイケル・メインを手助けしており、ノックスはまだ大学が1年残っていますが、その後はセラーで働き、将来はワイナリーのビジネス面に関わっていく予定です。
ウメムラです。
希少なバックヴィンテージ。しあわせワイン倶楽部です。